新生児の匂い……そうそれは、嗅いだ瞬間、ポカポカの太陽のした、ポワンと優しく包み込まれるような、ほのかに甘いあの匂い。
しかし、新生児の期間はごくわずか。生後28日限定なのです。あぁ可能ならば、瓶とかに匂いを詰めて閉じ込めたい……!
と思っていたら、新生児の匂いがすると話題の香水が誕生。さっそく0歳の赤ちゃんを育てている私と家族で確認してみました。
結果を先に伝えると、本物の新生児の匂いはしなかったよ!
【香水のメッセージが強い】
話題となっている香水は、トウキョウランデブーのオードトワレ「マザーミルク」。
お値段はAmazonで税込2640円(30ml)。なんとも “母乳” を匂わせてくるネーミングです、香水だけに。
……それはさておき!! 商品説明には「無性に触れたくなる美味しそうな濃厚ミルク」の匂いがすると書いてあります。
さらに詳しく見ると、
“赤ちゃんの香りは、神様から授かった天然の媚薬なのではないかと私は思っている。 自分の意思では何もできない赤ん坊が愛してもらうために。 柔らかく、そして尊く愛しい香り”
とのこと。「新生児の匂い=媚薬」だなんて、なかなかのパワーワードです。
【新生児の匂いじゃなかった、むしろ!】
さっそく箱から取り出し、ワンプッシュ。クンクンクンクン……おぉ!!!!
ぺろりと食べたくなる愛おしい香り……ズバリ
パンケーーーーキ!! ミルクとバターとキャラメルのきいた甘々な “ハワイアンパンケーキの匂い” がします。
私だけでは自信がないので、赤ちゃんと夫に嗅いでもらったところ、
夫「ココナッツみたいな匂いがするね」
赤ちゃん「んぱん、ぱっ!(僕の新生児時代の匂いとは違う気がします)」
という反応でした。
【美味しそうな匂いの秘密はコレ】
ボトルをよく見ると、ミルク、キャラメル、バターミルク、ヴァニラ、バタースコッチ、クマリンと書かれていました。これが香水の匂いの元のよう。
う〜ん、たしかに説明通り「無性に触れたくなる美味しそうな濃厚ミルク」であることは間違いないです。
参考リンク:Amazon
執筆・撮影:百村モモ
Photo:(c)Pouch
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