レトロモダンな表紙を開くと……本ではなく「鏡」と「ポーチ」が出現!?
フェリシモミュージアム部の新商品は、書籍をドレッサーポーチに “リデザイン” したアイテム。
読書しているように見せかけて、お化粧直しができちゃうんです♪
【素晴らしきブックデザインの世界】
2021年6月29日からウェブ販売を開始した「杉浦非水の装丁を楽しむ書籍風ドレッサーポーチ」。
ポーチのモデルとなったのは日本初のグラフィックデザイナー・杉浦非水が手がけた書籍。
7月3日から全国を巡回する「杉浦非水 時代をひらくデザイン」展とのコラボアイテムとなっています。
【杉浦非水ってどんな人?】
非水は「ブックデザイン=画家が片手間にするもの」という考え方が主流だった時代に、いち早くブックデザインを手掛けた “モダンデザインの先駆者” 。有名な作品は、社会の教科書にも掲載されていた「上野-浅草間の鉄道開通ポスター」。
今回のポーチはそんな「非水のブックデザインをもっと知ってほしい!」という強い思いから生まれたもの。
本物と見まがう再現度の高さとなっています。
【再現している本は…?】
ポーチのラインナップは、『あゝ故郷』と『婦人衛生編』の全2種類。
『あゝ故郷』は フランスの作家エクトール・マロの代表作で、邦題『家なき娘』として有名。
いっぽう『婦人衛生編』は全8巻ある嫁入叢書シリーズのうちの1冊・婦人のための衛生知識啓蒙の本。
いずれもレトロモダンなモチーフやカラフルな色使いが美しく、非水がブックデザイナーとしていかに優れていたのかが伝わってきます。
【マジで本にしか見えないよ…!】
またポーチでは、本の裏表紙までしっかり再現。
内側には、古書の紙の色(!)を取り入れるなど、めちゃくちゃこだわっていることがわかります……!
こだわりはこれだけにとどまらず、
・ファスナーの引手に「栞」をイメージしたリボン飾りを付属
・本のように立てて並べられる
といった工夫もプラス。だからこそ、パッと見ただけでは、本にしか見えません。
【お化粧直しにちょうどいいポーチです】
ポーチの内側には、割れる心配のないアクリルミラーがついているため、まるで本を呼んでいるように、お顔を隠しながらメイクすることができます。
中にはリップ2本・アイシャドウ&チーク・ブラシ2本ほどを収納できるらしく、お化粧直し用にピッタリなのではないでしょうか。
お値段は各税込み2310円。
本好きの心をくすぐるアイテムなので、読書好きのあの人へのプレゼントにもおススメですよ♪
参照元:フェリシモ[1][2]、フェリシモミュージアム部、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch