本日2021年9月21日は「中秋の名月」。「十五夜」とも呼ばれる、1年で最も月が美しく見える日です。
しかも、今年は8年ぶりに「満月」と重なるんです!!!
せっかくなので、今夜はゆっくりと月を愛でたいものですが……果たして各地のお天気やいかに!?
【「中秋の名月=満月」ではない!】
満月で迎えることとなる、中秋の名月。
「中秋の名月=満月」と認識している人もいるかもしれませんが、国立天文台のウェブサイトによれば
中秋の名月→太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のこと
満月→新月(朔=さく)から14〜15日で現れる円形に輝いて見える月(望=ぼう)のこと
で、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するといいます。
【今後満月と重なるのはいつ?】
そのため、中秋の名月と満月が重なることは珍しく、前回重なったのは2013年!
8年ぶりの満月と思うと、なおのこと、ありがたく感じられますよねぇ。
なお、2021年から2023年までは、3年連続で中秋の名月と満月が重なる(!)みたい。
2024年以降はしばらく重なることがないようなので、この機会を逃すべからず~!
【日本海側はお月見日和のようです♪】
さて、気になるのは今夜のお天気。ウェザーニュースおよび日本気象協会によると、
晴れ→東北・北陸・西日本の日本海側・沖縄
チャンスあり→関東を中心とした太平洋側・四国・九州
との予報。
関東を中心とした太平洋側は、雲が広がりやすいものの、雲の間から月が見れる可能性があるみたいですよ。
いっぽう九州では、月の出た直後の早い時間がお月見のチャンス!
北海道は、道南や道央、道北などはチャンスがありそうですが、海からの風が吹き込む道東はお月見が難しい空模様となりそうです。
今夜は時間を見計らって、空を見上げてみるといいかもしれません♪
参照元:国立天文台(1) (2)、ウェザーニュース、日本気象協会
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch