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ドラマ化される『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』を読んでみた! ドラマ予測もしてみたよ

2021年10月24日

2021年11月8日夜10時45分からNHK総合でスタートする新よるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』。

阿佐ヶ谷姉妹を木村多江さん&安藤玉恵さんが演じることで、放送前から話題になっています。

ドラマの原作となるのは、阿佐ヶ谷姉妹による同名エッセイ

おふたりならではの楽しいエピソードがジャンジャン出てくる作品で、コレが映像化されると思うと胸アツすぎる……!

というわけで今回は、原作となったエッセイをご紹介。そして、どんなドラマとなるのか予想してみようと思います♪

【阿佐ヶ谷姉妹の「ふたり暮らし」をつづった1冊】

書籍『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(幻冬舎)は、阿佐ヶ谷姉妹の姉・渡辺江里子さんと妹・木村美穂さんが、交互に文章をつづったエッセイ。

血のつながりのない “疑似姉妹” が、東京・阿佐ヶ谷にある6畳1間のアパートでふたり暮らしをスタート。

仕事もプライぺートも共に過ごしていたものの、あまりにも長く一緒に居すぎたせいで、 “けん怠期” へ突入

お互いにとってベストな暮らしを模索していく様子を、ユーモラスに書き下ろしています。

【本からわかる阿佐ヶ谷姉妹の人物像】

エッセイを読んでみてわかったのは、阿佐ヶ谷姉妹のパーソナルな部分

テレビでお見かけするおふたりは、

江里子さん→コンビの舵取り役でしっかり者
美穂さん→江里子さんのそばでにっこり微笑む癒やし系

という印象があったのですが、実際には、

江里子さん→寂しがり屋で美穂さんのことが大好き、忘れ物が多い、不満は口にせず貯め込むタイプ
美穂さん→ひとりの時間がないとイヤ、マイペースだけどしっかり者、不満は口にするタイプ

ということが判明!

特に意外だったのは妹・美穂さんで、

・好きな映画は『ハンニバル』と『ゴッドファーザー』(ハードな描写が好みらしい)
・ものすごい声で鳴くカエルやカッコウの激しい生存競争の動画を夜中に延々と観ている

といった具合に、癒やし系とは真逆な印象。

江里子さんに対しても、「(一緒にいすぎて)江里子過多だわ~!」と言ったり、相談もなくセミダブルの布団を購入&姉の生活スペースを侵略したりしていて、かなりフリーダムです。

エッセイを読めば読むほどユニークなお人柄が伝わってきて、なぜ姉・江里子さんが妹・美穂さんのことを愛してやまないのか、よくわかる……!

【ドラマに登場しそうなエピソード3つ】

今回のドラマでは、エッセイの世界観がそのまんま反映される予感。姉妹それぞれの人柄を深掘りしてくれそうでワクワクします。

ちなみに、私が予想する「ドラマ化されそうなエピソード」は以下の3つ!

・美穂さんのフリーダムな性格がよくわかる「6畳1間の布団事情」
・お姉さんの “美穂さん愛” が伝わってくる「姉よ、そんなに私が好きなのか」
・落ち込むお姉さんのために美穂さんがカレーを作る「エッセイとカレー」

個人的に最も映像化してほしいのは「エッセイとカレー」。

エッセイが書けなくて落ち込んでいた姉のため、美穂さんがカレーを作るのですが、普段は絶対作らない姉の好物「甘口バーモントカレー」(※美穂さんは辛口派)を、さりげなく作り置いてくれるんですよ(涙)。

普段あまり優しさを見せない美穂さんだからこそ、ことさら沁みるこのエピソード。

ところが、エッセイの最後に収録された対談によると、美穂さんは「朝からおばさんが声出して泣いてるところが、あまりにも面白かったしかわいそうだったからカレーを作った」と話しており、やっぱり美穂さんは美穂さんでした。

この裏話も含めて、ぜひともドラマ化してほし~い!

参照元:NHK
撮影・執筆:田端あんじ (c)Pouch

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