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フィンランド大使館が生み出した「サウナ専用ビール」のサウナ愛が凄い…! 白樺の樹液を使うなど素材もラベルもこだわっているよ

2021年11月22日

ここ数年、日本でブームとなっているサウナ

サウナの本場・フィンランドでは、サウナのあとに飲むビール、通称「サウナビール」が広く親しまれているようなのですが……

なんとこのたび、フィンランドの「公式」サウナビールが日本で展開されるというんです!

【明確な「サウナビール」はないけれど…】

フィンランド人のあいだでよく知られる「サウナビール」。

ですが、どれがサウナビールなのか決まったものはなく、「必ずしもその商品がサウナを楽しむときに飲まれる定番のビールではない」というのが実情です。

そのいっぽうで、サウナブームが加速する日本では、サウナビールに感心を寄せる人が増加

フィンランド大使館商務部にも、サウナビールに関する問い合わせが増えたことから、2021年4月に「サウナビールプロジェクト」が発足!

さらに、「公式」と呼べるサウナビールを決めるべく、フィンランド大使館商務部が発起人となって「サウナビール協議会」なるものが設立されました。

【公式ビールを選定!】

サウナビールを決めるにあたり、掲げた条件は次の4つ。

・フィンランド製のビールであること
・フィンランドの特徴を活かした風味であること
・サウナで楽しむことを念頭に置いて製造されたもの
・ラベルデザインがサウナと親和性があること

協議を重ね、厳正なるコンペを経て選ばれたのは、フィンランド東部の湖水地方にあるメーカー「オラフ社(Olaf Brewing)」のビール!

ペールエールタイプのビールで、すっきりした飲み口と豊かな香りが特徴。

フィンランドらしく、「白樺の樹液」を使う(!)ことによって、よりまろやかな味に仕上がっているといいます。

【ラベルが全てを語っておる…!】

味も気になりますが、注目したいのはラベル

サウナにつきものの「ヴィヒタ(若い白樺の葉をまとめたもの)」と、ロウリュの水を救う「レードル」を持つ、サウナの王が描かれているんですよ……!

さらにラベルには、フィンランド語で「良いロウリュと良いビールは良いサウナの条件です!」という記載もあるみたい。

選ばれるべくして選ばれたビール、という感じがしますよねぇ。

【11月下旬から販売開始☆】

フィンランド「公式」サウナビールは、11月初旬に出荷がスタート。

輸入販売元は兵庫県「ワインショップ西村」を予定しており、11月下旬から予約限定販売をスタートします。

サウナのあとのビールの味は、きっと格別。ぜひとも本場のサウナビールを体験してみた~い!

参照元:Olaf Brewing、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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