一緒に暮らしていれば、愛猫の気持ちは一目瞭然。
……と自負しているものの、やっぱり何を言っているのか理解したくなるのが、猫好きの性です。
最近、猫好きさんのあいだで話題の「にゃんトーク」は、簡単な操作で猫語の翻訳が楽しめちゃうアプリ。
ホントに正しく翻訳できるのかいな、と半ば怪しみつつ試してみたのですが、可愛すぎる結果に、愛しさが爆発しちゃったよ!
【簡単な使い方】
今回「にゃんトーク」遊びに付き合ってくれたのは、我が家の愛猫、寡黙な兄猫・つーちゃん(10歳)と、ちょっぴり怖がりだけどおしゃべりな弟猫・すいちゃん(3歳)の2匹。
アプリ「にゃんトーク」の使い方はとっても簡単で、それぞれの猫ちゃんの名前と写真を登録するだけ。
また、「近所の猫」も翻訳できるようになっていますよ♪
さっそくアプリを起動し、すぐにでも翻訳したいところですが、「鳴いてみて〜」と言われてもすぐに鳴かないところがまた猫の魅力のひとつ。
「ニャー」と鳴くタイミングを見計らいつつ、飼い主は知らんぷりして待機します。
【すいちゃん:めっちゃ挨拶してた】
iPhoneを手元にスタンバイさせつつデスクワークしていると、お昼寝から目覚めた2匹が近くにやってきました。
私の周りをぐるぐる周りながら、ニャーニャー鳴いているので、さっそく翻訳を試みます。
すいちゃんは子猫の頃から我が家にいるので、いつまでも赤ちゃん気分が抜けない甘えん坊さん。
甘えたいときは飼い主である私を独占したいタイプ。誰にも邪魔されないタイミングを見計らって、よく話かけてきます。
キッチンでのことが多いので、「さては『おやつちょうだい』的な感じかな」と個人的に予想していました。
まだ3歳で食べ盛りだよね、と思っておやつをあげようとしたのですが、おしゃべりなすいちゃんの翻訳結果を見てみると……
「やあ」
「調子はどう!?」
「こんにちわ」
と、とにかく挨拶に徹していたのでした。
すいちゃん……私たち朝からずーっと一緒にいるよね? というか、うちの子めちゃくちゃ可愛くないですか〜!!! (親バカ)
【つーちゃん:飼い主は恋人】
続いて兄猫・つーちゃんは、普段は寡黙なタイプだと思っていたのですが、実はパッション溢れるほどの愛情表現をしていたんです。
その内容はというと、
「恋をしているの!」
「愛する人、聞こえてる?」
「私の好きな人を探してる!」
しかも、明らかに飼い主である私の方を向いて言っている……。
あれれ、もしかして私めちゃくちゃ愛されてます?
たしかに普段心を尽くしてお世話しているので、私のこと好きでいてくれてるのかな? という、うっすらとした自信はありましたが、改めて翻訳を見てみると、母への愛というより、恋人寄りでした。
なんだか照れくさいですね。うふふ!
つーちゃんの情熱的な愛の囁きの合間に、「調子はどうよ?!」と合いの手を挟んでくるすいちゃんも、なかなか陽キャだなあ(笑)。
性格の可愛さをさらに知ることができて、飼い主は大満足でした。
ちなみに、翻訳したい猫ちゃんの切り替えは手動で簡単に行うことができますよ♪
【幸せでしかなかった…♡】
改めて、猫さまの要求というのは至極シンプルだということが判明。我が家の猫たちが求めているもの、それは愛でした。
愛する人に愛を伝える。うん、確かにそういう生き方いいよね。愛されすぎて、タックルしてくるもんね。
まだまだ猫ちゃんから学ぶことはたくさんありそうデス。
翻訳というのはあくまでその訳し手の解釈のひとつなので、実際とは若干違うこともあるかもしれません。
それでも、猫語を翻訳してみたら、幸せでしかなかった! というのが、今回「にゃんトーク」で遊んでみた私の率直な感想でした。
猫ちゃんへの愛が改めて爆発しちゃうので、愛猫がいる皆さん、ぜひ遊んでみてね!
参考リンク:にゃんトーク [iPhone] [Android]
撮影・執筆:黒猫葵
猫モデル:つー&すい
Photo:(c)Pouch
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