本日、2022年1月18日の満月は「今年もっとも地球から遠い満月」。
いつもより小さく見えることから、通称「ミニマムムーン(もしくはマイクロムーン)」と呼ばれています。
今夜は空を見上げて、小さな満月に注目してみるといいかも☆
【「ウルフムーン」でもあるらしい!】
満月の瞬間を迎えたのは、1月18日8時48分。
国立天文台のホームページによると、昨年2021年のミニマムムーン(※12月19日)よりも、わずかに地球に近い場所に位置するそうです。
さらにアメリカでは、先住民が季節を把握するために満月に名前をつけていたらしく、1月の満月を「ウルフムーン」と呼ぶのだそう。
ミニマムムーンであり、ウルフムーンでもある今夜の満月は、なんだか特別なものに思えます。
【今夜の天気はどうなる?】
気になるのは今夜の天気!
ウェザーニュースによると、太平洋側ほどよく晴れますが、日本海側は雲が広がる予報のようです。
満月がよく見えるとされているのは、東北から九州の太平洋側。特に関東と九州は見える範囲が広いみたい!
ただし風が強く厳しい寒さとなるので、バッチリ防寒をした上で臨んだほうがよさそうですっ。
【今年もっとも地球に近い満月はいつなのか】
国立天文台によれば、地球の周りを公転する月の軌道は「楕円形」のため、地球と月との距離は一定ではないのだそう。
さらに、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化することから、満月が大きく見えたり小さく見えたりするみたい。
ちなみに、今年もっとも地球に近い満月は7月14日。
本日の満月は、7月14日の満月に比べて視直径が約11パーセント小さい(面積は約21パーセント少ない)といいます。
この情報を頭に入れつつ月を眺めたら、今夜はいつもとは違った視点から鑑賞できるかも!?
参照元:国立天文台、ウェザーニュース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ