講談社がファッション誌『with』の定期刊行を終了すると発表。今後はウェブサイトを中心に展開していくといいます。
『with』は、1981年8月の発売から創刊40周年を迎えたロングセラー誌。
そうした背景もあってか、ネットでも注目度が高く、ツイッターには悲しみの声が続々寄せられています……!
【紙からウェブへ】
3月28日発売の2022年5月号を最後に、定期刊行から「適時刊行」へと変更する『with』。
今後の主軸となるのは、女性誌メディア最大級の規模を誇る、月間1億PVを超えるウェブサイト「with online」。
昨年2021年7月にローンチした、進化し続ける女性に向けたサブブランドサイト「共働き with」と共に、ユーザーのライフスタイルに寄り添った次世代の事業モデルを構築していくそうです。
【わかっちゃいるけど寂しい…】
公式発表においてwith事業部は、
「40年間培ってきた、『高い企画力』『キャスティング力・著者発掘力』『読者に寄り添えるコミュニティ醸成力』を基盤に、今後も紙とデジタルでクオリティの高いコンテンツをお届けいたします」
とコメント。
適時刊行ということで、完全にサヨナラするわけではないようですが、紙の雑誌と一緒に大人になった昭和世代としては、やっぱり寂しい……。
【ネットでも反応する人が続出】
『with』の定期刊行終了のニュースが流れるや否や、ネットで声を上げる人が続々。
ツイッターには、『with』を愛読しているという読者から
「1番好きな雑誌だったのに残念」
「月刊誌じゃなくなるの信じられないしとても悲しい」
といったコメントが寄せられています。
【今後も応援したい!】
紙の雑誌の休刊・廃刊が相次ぐ昨今。
これも時代の流れなのでしょうが、紙の雑誌からしか得られない「毎月ページをめくるワクワク感」は特別でした。
とはいえ『with』にとっては、これが新たな船出! 今後の展開に注目したいところです。
参照元:講談社、with online、Twitter検索 with 雑誌
執筆:田端あんじ (c)Pouch