スーパーなどでパックの味噌を買うと付いてくる、白くて薄い紙。
味噌の表面を覆うようにぺらっと乗っかっているあの紙を、残しておくべきなのか、それとも捨てるべきなのか。
私個人としては、なんとなく「捨てないほうがいいのかも」と思って過ごしてきたのですが……ホントのところはどうなんでしょ!?
【結論「捨てていい!」】
味噌の業界大手「マルコメ」によると、あの紙は「捨ててしまって大丈夫」とのこと。
ただし開封後は、味噌の表面の乾燥と酸化を防止するため、ラップでぴったりと覆って空気に触れないようにするのがベスト。
ラップの上に重ねられる外蓋もあると、なお良いようです。
【時間の経過&温度が味を変える】
さらに、味噌のおいしさを保つためには、冷蔵庫か冷凍庫(!)で保管したほうがいいみたい。
冷凍庫に入れても凍ることはなく、少し固くはなるものの、出してそのまま使えるそうなんです。
味噌は時間の経過と温度の影響によって、色が濃く変化していき、味にも変化が起きてしまいます。
驚くことにこの現象は「未開封の状態」でも起こるらしく、気が抜けませんね……!
【味が変化しても捨てないで】
ちなみに、味噌の色が濃くなる現象のことを「褐変(かっぺん)」または「着色」と呼ぶのだそう。
マルコメによると、「褐変」したからといって、食べられなくなるわけではないようで、チャーハンやきんぴら、中華料理などの炒め物に使用する方法がオススメされていますよ。
マルコメのホームページにたくさんレシピが公開されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか♪
参照元:マルコメ(1) (2)
執筆:田端あんじ
Photo: (c)Pouch
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