美術館・博物館好きなメンバーが集まる「フェリシモミュージアム部」から、平安ロマンただようアイテムの登場ですっ!!
今回ご紹介するのは「男性歌人が詠んだ和歌イメージブローチ」と「枕草子いとをかしな風景をめでる四季のカーテンクロス」。
平安時代の「いとをかし」の精神を、今の時代に取り入れてみるのはいかが?
【男性歌人たちの有名な和歌から着想を得たブローチ】
「和歌イメージブローチ」は、平安時代の男性歌人3人が詠んだ和歌からインスピレーションを得てデザインされたブローチ。
「杜若と八橋」のモチーフとなった和歌は、在原業平の「唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」。
歌を詠むきっかけとなった、三河の国の八橋と、その川のほとりに美しく咲く「杜若(かきつばた)」の花がデザインに取り入れられています。
「梅と東風」のモチーフとなった和歌は、菅原道真が詠んだ「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」。
春に咲く梅の花と、その香りを運ぶ東から吹く風がデザインされています。
そして、「空に浮かぶ望」のモチーフとなった和歌は、藤原道長の「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」。
こちらは藤原氏の栄華を月に例えて詠んだとして有名な和歌。黄金に輝く満月、そこにたなびく雲という情景が表現されています。
どれも平安絵巻に出てきそうな風流なデザインで、その造形にうっとり。眺めるたびに雅な気持ちに浸れそう!
服やバッグはもちろん、「平安時代の男性はつねに冠などをかぶり、人前で頭髪を見せなかった」という慣習にならって帽子につけるのもおすすめ♪
こちらは月1個のお届けで税込み3190円です。
【『枕草子』に登場する四季をデザインしたマルチカーテン】
「枕草子いとをかしな風景をめでる四季のカーテンクロス」は、清少納言の『枕草子』に登場する四季の風景をデザインしたマルチカーテン。
ブローチが男性作品をもとにしているのに対し、こちらは女流作家の作品からインスピレーションを受けたアイテムになっています。
デザインは〈春はあけぼの〉〈夏はよる〉〈秋は夕暮れ〉〈冬はつとめて〉の4種類。ひもで結んで取り付ければ、カーテンや間仕切りとして使えます。
並べると、山の稜線がつながって平安時代の四季の風景を一度に楽しめます。絵画を飾っているかのようで、お部屋が一気に華やぎます。
よく見ると、空の端には「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」の文字が! 細部にまでこだわって作られているのがわかりますね。
こちらは月1枚のお届けで、税込み4180円。
【令和の今だからこそ「いとをかし」の精神を♪】
平安時代の「いとをかし」の世界観にどっぷりと浸れる「男性歌人が詠んだ和歌イメージブローチ」と「枕草子いとをかしな風景をめでる四季のカーテンクロス」。
お求めは「フェリシモミュージアム部」のサイトからどうぞ。
せわしない今の時代だからこそ、平安時代の優雅な空気感や美的感覚を毎日の生活に取り入れてみるのもオツなものかも……♪
参照元:プレスリリース、フェリシモミュージアム部[和歌イメージブローチ] [四季のカーテンクロス]
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch