犬は、赤・黄・緑の区別がつきにくく、視力も人間の0.1相当とされています。
この春リリースされる「犬の目カメラ」は、ワンコが見ている世界をリアルタイムでシミュレーションしてくれるアプリ。
どんな世界が広がっているのか知ることで、愛犬がより住みやすい環境を作れそう!
【こんなにも「見えていない」のか!】
目の健康と睡眠をサポートする404Eyewearが手がけた、無料アプリ「犬の目カメラ」。
対象となるのはiPhone 8以降の端末。iPhoneXSおよびiPhoneXS Maxの端末では、iOS12.3.1以降で利用できます。
アプリでは、研究機関などで公開されている犬の視覚データを元に、犬から見た色の世界を、iPhoneのカメラを使ってシミュレーション!
実際に公開されている画像を見てみると、犬の視界は全体的にぼやけている上に、赤や茶が黄色へと変化していることがわかります。
こんなに視界が悪い中で、フリスビーをキャッチしたり、ボールを探したりするとは……!
【ワンコの安全を守れそう】
犬が見ている世界は、自分が見ている世界と全然違う。
そう気づくことで、部屋の中に障がい物がないか、廊下や階段は危なくないか、どんな色のおもちゃを選んだらいいかなど、これまでにない発想が生まれるきっかけになるかも。
犬が安全に暮らすことは、飼い主にとっても幸せなこと。よりいっそう愛も深まりそうです♪
【アプリでできること】
「犬の目カメラ」では、犬種や年齢によって変化する見え方をチェックしたり、人の視覚と比較したりすることが可能。
さらには、画像認識を使って、犬が興味を示しそうなものをサーチする「認識モード」なども搭載しています。
ゆくゆくは、動体視力や視野のシミュレーションも実装したいと考えているとのこと。
身近にいる愛犬をアプリを通して知るいいきっかけになるかも? 2022年3月上旬にリリース予定です。
※本サービスは、医療機関での診断に代わるものではなく、確定的な診断を行うものではありません。
※犬が興味を示しそうなものを機械学習させたデータにより画像認識をするモードを使用。こちらは科学的根拠に基づくデータではございませんので、予めご了承ください。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch