賞味期限が近いなど、品質には問題ないものの通常販売が困難な食品・食材を、福祉施設などへ無償提供する活動「フードバンク」。
昨今、ちょこちょこ耳にするようになりましたが、こちらのコスメバージョンがあること、ご存じでしたか?
参加企業は「コーセー」や「ロート製薬」など、誰もが知ってるメーカーばかり。
いったいどのような活動をしているのか、一緒にチェックしていきましょう!
【17社から15万点の商品が集まる】
経済的な問題など、様々な理由で化粧品を手にできない。そのいっぽうで「化粧品が余る」という現実もある……。
双方のニーズを埋めるのが、「コスメバンクプロジェクト」!
2021年11月にプロジェクトを立ち上げて、12月13日からパイロット版の配送を開始。
その際には17社から15万点もの商品提供があり、女性支援団体の協力のもと、ひとり親世帯を中心とした経済的困難を抱える女性たち約2万2000人へコスメギフトが送られたといいます。
【メンツがすごすぎる!】
プロジェクトに共感&活動を支えるメーカーは数多く、運営コミッティ企業には「コーセー」「ロート製薬」「資生堂」「日本ロレアル」「アース製薬」「エステー」など。
協力企業には「セザンヌ」や「マンダム」も名を連ねており、まさしくアベンジャーズ状態です。
各企業は、化粧品はもちろんのこと、シャンプー・トリートメントなどの日用品も提供。日用品も生活に不可欠ですし、まさしく “かゆいところに手が届く” という感じ~!
【春から本格始動です】
参加企業は、自社商品の寄贈をはじめ、
・旧仕様品となった製品
・店頭から未開封の状態で返品された製品
といった、品質には問題がないものの再販売が難しくなったアイテムを提供。
「コスメバンクプロジェクト」では、それらを「コスメ詰合せギフト」にして、必要な人のもとへと届けます。
2022年3月から本格始動するプロジェクト。今後の活動に注目したいところです!
参照元:CosmeBankProjekt、プレスリリース(1) (2) (3)
執筆:田端あんじ (c)Pouch