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夜の外出、その洋服の色で大丈夫? JAFが行った夜間のドライバーの視認性を検証した結果が参考になりすぎる…!

2022年3月20日

日に日に暖かくなってきて、夜間に散歩やウォーキングにでかける人が増えつつあります。

しかし夜は「ドライバーが歩行者の姿を認識しづらい」時間帯でもあるのです!

そこで参考にしたいのが「JAF(一般社団法人日本自動車連盟)」による検証。夜の外出時にふさわしい洋服の色は……さて何色だと思う?

【色や反射材の有無で「見え方」は変わるのか】

公益財団法人交通事故総合分析センターにると、夜間に発生した交通死亡事故のうち約70%が道路横断中に発生。夜ならではの見えづらさが重大事故の一因と考えられています。

これを踏まえて行われたのが「夜間走行時における歩行者の見え方」テスト

道路横断中の歩行者が身に着けている服装の色の違い、反射材の有無によって、ドライバーからの見え方がどう変わるのか検証しています。

【マネキンで試してみました】

テストには、様々な色の服を身に着けたマネキンを使用。

反射材がついたJAF制服(上下)、黒、黒の上に反射材ベスト、青、紫、赤、緑、黄、白のトップスを着用させて、横断歩道上に1体ずつ設置。

それぞれの服装について、ドライバーの視点で人として認識できた時点での距離を測定。

ロービームとハイビームの両方から、ドライバーの視認性(※目で見た時の確認のしやすさ)を確かめました。

【いちばんよく見えた色は「白」】

注目したいのはロービームの検証結果。

「黒」「青」「紫」といったダークな色は暗闇に溶け込んでしまい、ほぼ見えないことが判明。

さらに意外なことに、昼間はよく見える「赤」「黄」「緑」も夜の闇の中では目立たなく、横断歩道の手前まで接近しないと見えないことがわかったんです。

他の色よりも手前で認識できたのは「」。もっと遠くから見えるのは「反射材」!

白や反射材を身に着けた服装は、ロービームでも遠くから発見されやすい結果となりました。

【やっぱり反射材は大事!!!!!】

また今回は、犬の散歩を再現した検証も実施。

その結果、ロービーム・ハイビームともに、反射材の重要性が明らかに!

特に今回のテストでは、人も犬も暗めの服装や毛色だったため、反射材がない場合は、相当近づかないと姿が見えませんでした。

ドライバー視点で行われた検証は、ゾクッとする反面、非常に参考になります。夜間に外出する際に頭に留めておくといいかも。

参照元:プレスリリース、YouTube(1)(2)
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼検証動画も必見!

▼夜間に運転する際は基本ハイビームで走行&歩行者をいち早く見つけることも重要です

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