コードレス掃除機やドライヤー、空調家電をはじめ、様々なヒット商品を生み出し続けてきたダイソン。
新たな挑戦として挑んだのは初のウェアラブルデバイス「ダイソン ゾーン(Dyson Zone)」。
ヘッドフォンと空気清浄機が合体したかのようなビジュアルが、衝撃的かつ未来的なんです……!
【どんなアイテムなの?】
2022年3月30日に発表、秋から一部地域で販売を開始する予定の、ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン「ダイソン ゾーン」。
両側のイヤーカップがコンプレッサーの役割を果たして、ハウスダスト、粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質を除去。さらには、高度なノイズキャンセリング機能と高品質な音響システムで、騒音を遮断します。
【なんて独創的なビジュアルなんだ…!】
空気汚染が深刻な現代のニーズにピッタリ合った、未来を見据えた商品といえますが、ビジュアルもだいぶ「未来」。
ヘッドフォンに口元を覆う装置を取り付けた、類を見ないフォルムとなっており、まるでSF作品から飛び出してきたかのよう!
街中を歩いたら高確率で2度見されそうで、装着するにはちょっぴり勇気がいる……かも!?
【開発者の苦労が伺えます】
本商品の研究開発に費やした期間はなんと6年。
「30年間培ってきた空気清浄テクノロジーを屋外でも体験してほしい!」という思いのもと、500種類ものプロトタイプを製作。
初期モデルに至っては、巨大なシュノーケルのようなビジュアルで、身に着けるのが難しい印象でしたが……
試行錯誤を重ねた結果、ついに現モデルが完成!
シュノーケル(のように見えるマウスピース)が非接触型シールドへと変化。浄化された気流が鼻と口の近くに保たれるよう設計し、顔の横から吹き込む風の影響を受けにくいアイテムへと仕上げました。
【2WAYなのが嬉しいですね♪】
「ダイソン ゾーン」には、
・ハウスダスト、花粉、細菌など、PM 0.1レベルの粒子を99%捕捉する「静電フィルター」
・二酸化窒素、二酸化硫黄、オゾンなど、都市部のガスを捕捉する「活性炭フィルター」
を装備。
「低」「中」「高」「自動」の4つの空気浄化モードを搭載して、運動時などさまざまな呼吸パターンに対応します。
空気清浄だけでなく、ミュージシャンやクリエイターが意図したとおりの音を忠実に再現した、没入感のあるサウンドを提供。
ビジュアルに度肝を抜かれる反面、知れば知るほど使いたくなってきますが……現時点での日本の展開有無および時期は未定とのこと。今後に期待したいところですね!
参照元:ダイソン、YouTube、Twitter @DysonJP、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch