気がつけばもうすぐ夏休みシーズン。
旅行の計画を立てている人もいるとおもいますが、海外となるとまだまだ制限が多いのも事実。その上、円安に燃油高、インフレといった “海外旅行への逆風” ともいうべき諸問題もあります。
そこで参考にしたいのが、令和トラベル研究所が発表した「リベンジ海外旅行 攻略ランキング」!
「渡航条件の緩和」「比較的距離が短く燃油高の影響が小さい」「インフレ傾向も大きくない」といった条件を抑えた、行きやすい国をピックアップしているんです。
【渡航条件などをもとに調査】
「リベンジ海外旅行 攻略ランキング」の対象となるのは、日本人渡航者数上位20地域から抜粋した12の地域。観光での入国がまだ認められていない中国と台湾、ウクライナ情勢の影響を受けているヨーロッパ諸国は除いています。
ランキングの指標となるのは次の6項目。
・渡航条件(観光ビザ、ワクチン接種、入国時CRの要否)
・燃油高
・物価上昇率
・円安影響
・訪問者数回復
・マスク規制
これらをもとに国ごとのグラフを作成。トータルポイントが高い上位5カ国を一気にご紹介したいと思います!
【「リベンジ海外旅行 攻略ランキング」1位は…!?】
まずはランキングからチェック☆ TOP5はこちらです。
1位 タイ
2位 マレーシア
3位 シンガポール
同率4位 ハワイ
同率4位 韓国
1位のタイは総ポイント30のうち24を獲得! バンコクやプーケットなど観光地が豊富な上に、日本と比べると物価も低く、円安影響も限定的。マスクの着用義務も撤廃されています。
注目したいのは「渡航条件」。2022年7月1日には「入国に際する事前申請」および「コロナ治療費などを含む医療保険への加入」を廃止。さらには、有効なワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査は不要と、入国へのハードルが非常に低くなっています。ありがたや!
【東南アジアがTOP3を独占!】
2位のマレーシアは、タイと同じく、有効なワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査は不要。
ただし屋内や公共交通機関におけるマスク着用は必要! やや円安影響を受けていますが、もともとの物価水準はタイよりも低いため、現地滞在費を安く抑えられそうです。
3位のシンガポールへの渡航には、最低2回のワクチン接種が必要ですが、ワクチン接種証明書があれば入国時PCR検査は不要!
ただし円安影響はやや大きく、日本とそれほど物価水準が変わらないので、旅行資金は多めに用意しておいたほうがよさそうです。
【ハワイと韓国の違いをチェック】
同率4位だったハワイと韓国は特徴が真逆。
ハワイ→渡航条件・マスク規制・訪問者回復が高ポイント、ただし物価上昇率が高い上に円安影響は避けられない
※2回以上のワクチン接種が必要&入国時のPCR検査は不要でマスク規制もなし
韓国→日本から距離が近いので燃油高影響は小さめ&円安影響も小さめ、ただし渡航条件が厳しい
※観光入国でも事前のビザ取得が必要&ワクチン接種の有無を問わず入国時PCRも必要
TOP5のうち、渡航条件においてもっともハードルが高いのが韓国。そのほかの4カ国は比較的トライしやすそうですね!
このランキングをより詳しくご覧になりたい方は参照元からどうぞ♪
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch