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【さよならじゃないよ】古き良き名画座「飯田橋ギンレイホール」が閉館→移転までの上映作品も名作ぞろいです

2022年9月10日

安価に名作映画を2本立てで楽しめる “名画座” 。東京都内にも魅力的な名画座がたくさんあります。

中でもひときわ歴史が古いのが、1974年創業の「飯田町ギンレイホール」ですが……なんと今年、2022年11月27日をもって閉館することに!

長年、東京・神楽坂で愛され続けてきた名画座ですので、思い入れが深い人も多いはず。SNSにもたくさんの「ありがとう」が寄せられています。

【さよならじゃないよ】

閉館の背景にあるのは “ビルの老朽化” 。築63年の銀鈴会館ビルの老朽化に伴った建替工事をすることになり “立退き移転” することになりました。

つまりは、立ち退きはするものの、あくまで “移転” なので今後も営業は続くということ! 移転場所など再開の予定が決まり次第お知らせがあるということです。

やった~! まだまだ通えるぞ~!

【今後の上映作品がヤバい!】

閉館日となる11月27日までは通常通りの営業を行う予定。9月7日時点で明らかになっている上映スケジュールは次のとおりです。

■9月3日〜9月9日
『ブルー・バイユー』『ブラックボックス 音声分析捜査』

■9月10日〜9月23日
『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』『カモン カモン』

■9月24日〜10月7日
『オフィサー・アンド・スパイ』『モガディシュ 脱出までの14日間』

■10月8日〜10月21日
『ベルファスト』(ほか1本)

『モガディシュ 脱出までの14日間』は大ヒット韓国映画にして超話題作! 外交戦が激化する韓国・北朝鮮の両大使館員が、ソマリア内戦下で決死の脱出を試みる様子を描いています。

【大好きな場所でした】

神楽坂のすぐ横にある “軽小坂” のランドマーク的存在だった「飯田橋ギンレイホール」。

クラシックなムード漂う真っ赤なイス、スクリーンを見おろす劇場のような座席配置、昔にタイムスリップしたかのようなレトロな空間……手書きの看板にも深い味わいがありました。

あの素晴らしい空間がなくなってしまうのは寂しいけれど、これでお別れではないと知ってひと安心! 閉館までのあいだ、「おつかれさま」の感謝をこめて足を運んでみるといいかもしれません。

参照元:飯田橋ギンレイホールInstagram @ginrei_hallTwitter @ginrei_hall
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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