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子ども服なのにキャラものがない!? 生の声からハローキティやどらえもん柄の「キッズ向けバリアフリー服」がデビュー

2022年10月13日

医療的ケアが必要なこどもたちへ向けた “バリアフリー服” からハローキティデザインのアイテムが誕生しました。

子ども服でキャラクターって当たり前のように思えますが、実はこの試みは画期的なこと。

なぜなら、これまでキャラクターデザインの子ども向けバリアフリー服がなかったからです。

【みんな大好きキティちゃんが主役!】

「こんなのあると助かる~」の声を実現するこども服ブランド「アルトタスカル」が展開する、「おしゃれバリアフリー」シリーズの新作として生まれたのが、「ハローキティ 前開きキャラクタートレーナー」(税込2970円)。

トレーナーの中央にはキティちゃんのお顔をプリントし、前を全開できるようにスナップボタンを施しています。

カラーはホワイトとピンクの全2種類。キティちゃんのほかには「ドラえもん」や「スマイリーフェイス」といったデザインも登場していますよ!

【実はキャラクターものは珍しい】

キャラクターデザインのバリアフリー服が生まれた背景にあるのは、企画会議であがった

「キティちゃんとかのバリアフリー服って、どこにも売ってないよね?」
「ふつうに、その選択肢がないっておかしくない? キャラクター服も着せたいよね」

といった声。

そのあとネットを調べてた限りではシンプルなデザインが多く、キャラクターものは見当たらなかったのがきっかけだそう。

私自身も「こども服=キャラクターものが多い」という印象が強かったので、驚きです。

【便利でオシャレなアイテムそろってます】

デザインの問題のみならず、バリアフリー服自体を取り扱う店舗も少なく、「アルトタスカル」には

「どこで買えるかわからない」
「あっても価格が高めでなかなか買えない」

という声が寄せられたといいます。

その結果、2021年から安価でデザインパターンが豊富な「おしゃれバリアフリー」シリーズの販売をスタート。

また、前後裏表どこから着てもOK「どっちもおもて」、ズボンからはみ出にくい肌着「おなかでぬ」、低体重児のための肌着「ちいさなふく」、夜道も安心なジャケット「ひかるふく」を展開しています。

【生の声をもとに商品を開発】

「アルトタスカル」ラインナップをみていると、まさしく「あると助かる~」なアイテムでいっぱい!

担当デザイナーの中には、医療的ケアが必要なお子さんを育てている方もおり、商品ひとつひとつに生の声が活かされていることがわかります。

便利かつデザインが可愛い上に、お値段も良心的。今後の商品展開も気になるばかりです。

参照元:プレスリリース(1)(2)(3)(4)アルトタスカルnote
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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