毎月さまざまな付録をご紹介しているPouch編集部ですが、思わず「マジで?」と声が出てしまったのが、『sweet』12月号の付録。
「伊原 葵監修♡10色マルチパレット」ということで、なんと10色ものカラーが入っている上に目元にもチークにも、果てはリップにも使えてしまうという万能メイクパレットなんです。
紹介されている色味を見ても絶妙なブラウンカラー&異なるテクスチャが詰まっているようで、これからの秋冬メイクに大活躍の予感……♡
編集部に届いた実物をさっそく使ってみましたっ。
【イエベもブルベも使える! ブラウンパレット】
ご紹介する『sweet』12月号の付録は、モデルの伊原葵さんが監修された「10色マルチパレット」。ケースの前面にも「AOI IHARA」の文字がデザインされています。
ケース自体は軽めのプラスチック製で、手触りや開けるときの硬さなど、付録のクオリティだな〜と思ったのですが……。
開けてびっくり。
\でっけぇミラーがついとる〜!/
おまけに目元にも眉にもマルチに使えるメイクブラシも入っとる〜〜〜〜〜!!!! この時点でもう “付録のクオリティ” とか言ってごめんなさいっ。
さらにテンションが上がったのが、パレットに収められているカラーの絶妙な配分! 色味的にはA・D・E・H・Iがイエベ寄り、B・C・F・G・Jがブルベ寄りとなんとなく分けられそうですが……。
温かみのあるブラウンと赤みを感じるブラウン、さらにはニュートラルなベージュカラーや華やかになりすぎないパール・ラメなどがバランス良く、どの色も使うイメージが湧いて捨て色ナシ!
ちなみに、好みの問題もありそうですが発色はやや控えめかもしれません。
【ガイドに沿ってメイクしてみたよ】
どの色を何に使うかについてはパレット裏面にガイドがありました。A・Bがアイブロウ、C〜Gがアイシャドウ、Hがハイライト、I・Jがリップ&チークです。
こちらを参考にメイクをしてみると、こんな感じ。
Dをベースカラーとしてアイホール全体に、Cを二重幅と下まぶたのキワに、Eは二重幅に重ねてFを締め色に。上まぶたの真ん中にGをほんのり乗せました。
眉は向かって左がA、右がBです。
マットなカラーの粉質はサラサラと軽く、少しフワッと浮く感じ。
パールやラメ落ちも少しあるので、アイシャドウベースなどを使うと良さそうです。ハイライト向けと書かれているHは涙袋に使いました。
I&Jは、色味だけをみるとリップやチークに使うには暗すぎるかなと思ったのですが、先述のとおり発色はそれほど濃くないので、実際に塗ってみると違和感はなくむしろ自然だったのもポイント高し!
ただ、テクスチャはやや固めのワックスみたいな感触だったので、個人的にはアイブロウのベースに仕込みたいかも。パウダーの発色や持ちが良くなりそうです。
【色もブラシも優秀〜っ!】
淡い発色のおかげでどの色も使いやすく、自由度が高くて、秋冬メイクをするにはもってこいの10色パレット。これだけでも税込み1100円で手に入っちゃうのはヤバいんですが、実はひそかに優秀だったのが付属のダブルエンドブラシなんです。
ラウンドの平筆はやわらかな毛質で、毛先を寝かせればアイホールなど広い範囲に、肌に垂直に立てて使えば目のキワなど細めのラインにも使えます。いっぽう、斜めカットブラシのほうは、しっかりと固め&やや斜めで毛流れを整えつつ、目尻まで思い通りに色をのせられてめちゃくちゃ使いやすい!
この2wayブラシまで手に入るのは、マジでコスパ良すぎです。ブラシの換えを売ってくれ!というレベルで気に入りました。
秋冬コスメは新作も豊富だしクリスマスコフレもあるし、付録に手を出さなくても……と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、このパレットの優秀さを体感すると、思わずニヤけちゃうこと間違いなしですよ。
『sweet』12月号は2022年11月11日(金)発売です!
参考リンク:宝島CHANNE
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch