NHK Eテレで放送中のアニメ『きかんしゃトーマス』が12年ぶりにフルリニューアル! 2022年12月24日から新シリーズが放送されることになりました。
これを記念してYouTubeで配信をスタートしたのが “アテフリ” ドラマ『サラリーマントーマス』です。
主人公は新入社員サラリーマンの十升(トーマス)。かつてアニメ放送された内容や音声はそのまま、俳優たちがアテフリで演技をするという、非常に攻めたドラマとなっているんです……!
【パンチのあるタイトルばかり】
子どもの頃、誰もが1度は観たことがあるであろう『きかんしゃトーマス』。
今回ご紹介する『サラリーマントーマス』では、おなじみのキャラクターをサラリーマンに見立てて、新たな物語を構築。選りすぐりの原作エピソードから “大人だからこそ共感できる” 全3話をチョイスして実写ドラマ化しています。
気になるラインナップはこちら!
■11月17日公開
第1話『ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス」(エピソード原題:あなにおちたトーマス)
■11月25日公開予定
第2話『社員用トイレ(きかんこ)のもめごと』(エピソード原題:きかんこのもめごと)
■12月2日公開予定
第3話『トーマスとリストラの気配(うわさばなし)」(エピソード原題:トーマスとうわさばなし)
もはやタイトルだけでじわじわくる……! 前代未聞の企画すぎて、否が応にも興味が湧いてしまいますよね。
【第1話からカオスです】
そんな期待(?)を裏切ることなく第1話『ソシャゲ沼におちたトーマス』は冒頭からカオス状態。
出社早々ソシャゲに勤しむ十升(トーマス / 前田旺志郎さん)が、深夜残業続きの係長・後藤(ゴードン / 板倉武志さん)に「なんてひどいニオイだろう! 変なカビくさいようなニオイがするなあ!」と言い放ったではありませんか。
いや、上司にそれ言っちゃう? 鋼の心臓すぎるでしょ!
とんでもない暴言を吐いたあと、十升は再びソシャゲの沼へ……。ゲームに熱中するあまり、仕事で大失態を犯してしまうのですが、なんと後藤が救いの手を差し伸べてくれたのです。
後藤係長、マジでいい人!!!!!
【大人だからこそ響く「教訓」も】
ドラマではアニメの音声をそのまま使用していますが、「貸車を引いてきた=出社する」「汚い溝=深夜残業」「チビ=作業キャパシティがない」といった具合に、ストーリーに合わせた独自の解釈で物語は進んでいきます。
第1話が教えてくれた教訓は「失敗から学ぶ姿勢を大切に。上司とは良好な関係を築きましょう」。動画のラストで流れる、
「あなたがレールを踏み外したとき、支えてくれる仲間がいること。トーマスはこれからも伝え続けます。たとえ、時代が変わっても」
といったナレーションも、働く大人たちのハートに沁みます。
笑えてほろりと泣ける『サラリーマントーマス』、皆さんもぜひご覧になってみて!
参照元:プレスリリース、YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch