いつもは年越しそばはカップ麺ですませちゃう我が家。今年はちょっと奮発して自分で年越しそばを打ってみたい〜!
でもそばって「水加減がめっちゃ難しい」「専用の道具がないとできない」など初心者が手を出してはいけないイメージ、ありませんか。
今回はネットショップ「だんらん日曜の晩ごはん」で見つけた「手づくりそばキット」の助けを借りて、初心者がはじめてそばを打ってみました!
【材料と詳しいレシピがついてくるよ】
今回私が購入したのは「手づくりそばキット」税込1500円。それぞれ計量済みで個包装になっている材料が入っていました。
・そば粉
・つなぎ粉
・打ち粉
・出汁
・乾燥ねぎ
・レシピ
さらに、水加減を間違えても大丈夫な「お助け粉」なるものがついてきました。これは初心者の私に心強い!
そば粉と出汁は滋賀県東近江市のものを使用。粉類はそれぞれ2セットずつ入っているので、練習日と本番(大晦日)の2回挑戦することも可能です。
写真つきでわかりやすいレシピは、それぞれの工程でのポイントやコツが細かく書いてあります。そば打ち初心者のスタッフが毎日打ち続けて作り上げた “初心者フレンドリー” なレシピなんですって。
ふりがなもふってあるので、お子さまにも親切ね♪
また、1回分は100g程度なので家庭用サイズのキッチンツールでいけちゃうところも嬉しいポイントです。
【こねる、ではなくお米を研ぐようなイメージで】
まずは、そば粉と中力粉を混ぜ合わせ、水を少しずつ入れていきます。そこで気づいたのですが、香ばしいナッツのような不思議な香りが立ってきました。
……これがそばの香りか!
この香りを楽しめるのは、そばを打つ人の特権のひとつなのかも。
レシピにある「お米を研ぐようなイメージで」「まだこねません。あくまで混ぜる」などリアルなコツを参考に、こねずにかき混ぜていくと、まとまってきました。
生地が硬いのとちょっとひび割れていたので少しだけ水を加えて混ぜ、さらに1分ほどこねていくと……手に生地がつくこともなく、表面がつるりとしてきました!
パン生地などに比べると硬いのでこねるのにはチカラが必要です。どちらかというと陶芸のほうがイメージが近いかも。
そういえば、初挑戦にして「お助け粉」のお助けなしにできました。やったー! これも親切なレシピのおかげかもしれません。
【伸ばす&切る】
打ち粉をふって、生地を伸ばしていきます。打ち粉をしすぎないように、生地を破らないように、慎重に慎重に。
使用しているめん棒は28センチくらいなので、25×45センチくらいの長方形を目指します。
伸ばした生地を三つ折りにしたら、専用の添え板と専用の包丁で切りたいところ。ですが持ってないので、薄めのまな板といつもの包丁で、できるだけ細く切っていきます。
ここ、なかなか難しいので踏ん張りどころです!
さっと茹でたら、ざるにあげて冷水でしめて完成です。
三つ折りにしたときに、間に挟む打ち粉が少なすぎたのか、切ったあと麺がそのまま三つ折りのままほぐれず、結果極太麺が爆誕しました……。
【3人家族の年越しそばが完成…♡】
付属のめんつゆを希釈し乾燥ねぎをパラパラっとかけたら、大人2人前、子ども1人前の3人家族のそばが完成!
ここまで太いと喉越しが悪いですが(笑)、ここは手づくりのご愛嬌。はじめて自分で打ったそばというのは感動レベルに美味しかったです。
付属のめんつゆもめっちゃ本格的〜! 料亭並みに香る出汁で、極太そばでも美味しくいただけました♪
【今すぐ注文して!】
粉の状態から茹で上がるまで体感で30分くらい。また想像していたよりもハードルがぐんと下がったので、このぐらいなら何かと慌ただしい大晦日でも楽しめそうです。
そば打ちを毎年の恒例にして、喉越しの良い細いそばを切れるようになりたいな〜。
ただし、今回私が注文してから手元に届くまで10日程度かかったので、大晦日に間に合わせるには今すぐ行動したほうがよさそうデス。
ちなみにだんらん日曜の晩ごはんでは「うどん打ちキット」も販売されていて、こちらもめっちゃ気になるんだよね……。次回はうどんに挑戦してみようかなあ。
※下記リンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります。
参考リンク:プレスリリース、楽天市場
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch