『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するエルフの言葉「エルフ語」。
原作者であるJ・R・R・トールキンの作った “架空の言語” として知られていますが……なんとこのたび「エルフ語版のキーボード」が発売されているのを発見〜!
まさしくファン垂涎のアイテムといえますが、いかんせん、素人にはなにがなにやらサッパリわかりません。エルフ語ガチ勢にしか使いこなせないであろう、そのキーボードの全貌をチェックしていきましょう。
【マジでぜんぶエルフ語だ】
米Drop社で販売中の「ロードオブザリングキーボード」。
従来のキーボードにあるアルファベットや日本語表記はどこにもなく、キーキャップにはエルフ語のみが並んでいます。
『ロード・オブ・ザ・リング』をちょこっとだけ知っている初心者こと私はもう、なにがなにやら、ひとつもわからん……。
エルフ語の基本的な挨拶「Mae govannen(マエ ゴヴァンネン / こんにちは)」ですら、タイピングできる気がしないわ……。
【イラストにもご注目!】
また、キーキャップをよく観察すると、作中に登場するアイテムがイラストとして描かれていることがわかります。
矢印キーの背景には「ヴァリノールの2つの木」、Enterキーには「折れたナルシルの刃」、Commandキーには「指輪」、Escapeキーには「サウロンの目」と、いちいち芸が細かい〜!
ビジュアル的には間違いなく、中つ国にしか存在しなさそうなアイテム。エルフになった気持ちでタイピングできるというだけで、ファンなら武者震いしちゃうのではないでしょうか。
【キーの配列さえ覚えれば…】
使いこなす自信はないけど、オタク心をくすぐるスペックを持っているがゆえに、そばに置いておきたくなっちゃう「ロードオブザリングキーボード」。
ちなみに、一見するとなにがなんだかわからないキーボードではありますが、キーは「キーボードの右側に配置されているテンキーを省略したUS87配列」となっているそうですよ。
練習して慣れれば使いこなせる……かも!?
参考リンク:Drop(英語)
執筆:田端あんじ (c)Pouch