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【検証】携帯できるシミ取りペン「Shimitori」のお手並み拝見! 水性・油性のどちらのシミにも対応しているらしい…?

2023年1月23日

外出先でうっかり食べ物・飲み物をこぼして、お気に入りの洋服にシミがついちゃった(涙)。

そんな事態に対応してくれる携帯に便利な衣料用シミとり剤「Shimitori」をご紹介します。

販売元のエポックケミカルによると、水性・油性のどちらのシミにも対応しているとのこと。実際に購入して効果のほどを試してみましたよ〜!

【どんなアイテムなの?】

外出先での応急処置として手軽に使用できるシミとり剤「Shimitori」。シミを取り除く、あるいは目立ちにくくする効果があるといいます。

ペン型なので持ち運びラクラク、別売りのカートリッジで中身を補充できるので長〜く使用できるのがうれしい!

水性・油性どちらのシミにも対応していて、水性ならばケチャップ・しょうゆ・ミートソース・ジュース・コーヒー・ソース、油性ならば口紅やファンデーションなどが対象。

墨汁や顔料系のインク、シルク、皮革製品、ゴム、水で色落ちするものなど、シミの種類や生地によっては使用できないものもあるのでご注意くださいね。

【3種類のシミで検証してみます!】

というわけで、いざ検証です! 私が用意したのは、

水性代表:ついて間もないケチャップのシミ
油性代表:ついて間もないファンデーションのシミ
数カ月ほど経過した食品由来のシミ

の3種類。製品じたいは「応急処置」用ですが、時間が経過したシミにも使ってみることにしました。シミがついた布地の素材はすべて綿100%です。

次の手順で、3つのシミを順番に落としていきます。

1. ティッシュを厚めにして布の裏(下)にあてる
2. ペン先を布にあて、垂直に押して液を出す
3. なるべくこすらず、ティッシュに汚れを移すように、叩きながら落とす
4. その日のうちにお洗濯

なお公式サイトには、シミを落としやすくするために

・厚手、裏地付きの布は、シミが付いた面を下にして対応する
・シミの広がりを防ぐために、汚れの周りを液で1周囲む
・裏にあてたティッシュをずらしながら常に綺麗な面を使う
・タオルなどで残った液を取り除いて、その日のうちに洗濯する

といったコツも書かれていました。

【水性シミに対する効果が早い!】

<ケチャップのシミ編>

まずは、水性代表「ケチャップのシミ」に液剤を塗布してみます。

手順どおり、ティッシュを布裏にあててトントントンと叩きながら落としていくと、どんどんシミが薄くなってゆく〜! 目に見えるわかりやすい変化に感動すら覚えます。

さらに洗濯してみると……跡形もなく綺麗に落ちました〜!

<ファンデーションのシミ編>

続いては、油性代表「ファンデーション」に液剤を塗布してみます。

こちらはいくら塗布しても、落ちている感じがしないぞ!? 多少は薄くなったような気がするけど、シミはしっかり見えています。

わずかな希望を胸に抱きつつ洗濯してみると、シミは7〜8割ほど薄くなりました。完全には落ちてくれませんでしたが、目立たなくはなったかな……?

<時間が経過したシミ編>

最後は「数カ月ほど経過した食品由来のシミ」ですが、こちらに関しては、いくらトントン叩いても落ちる気配がなく、洗濯してもほぼ変化なし

やはり時間が経過したシミは頑固! そうならないための応急処置アイテムなのだな〜と実感しました。

【食べこぼしには使えそう♪】

シミとり剤「Shimitori」の検証結果は次のとおりです。

・食べこぼしに多い水性のシミには効果てきめん
・油性のシミはやや落ちにくい
・時間が経過したシミには効果が見られない

外出先でシミをつけてしまった場合、その大半が食べ物・飲み物といった水性由来のものだと思うので、いざというとき役立つはず。

ファンデーションや口紅といった油性由来のシミに対してはそこまで……ですが、目立ちにくくする効果はあるかも。汚したくない服でお出かけの際は、1本バッグにしのばせておいてはいかがでしょう?

ちなみに作業する際には、液を塗布したあと「裏にティッシュ&表にティッシュ」というかたちで布を挟み込むようにして、表側からティッシュでトントン吸い取るようにするのがオススメです。

ティッシュではなく、厚みのあるキッチンペーパーで代用してもいいかもしれません。

参照元:エポックケミカル / Shimitori
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch

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