世界中から愛される芸術家のフィンセント・ファン・ゴッホ。大胆な色使いや筆致を反映するかのように、気性が荒く、不器用な性格だったと言い伝えられています。
しかしゴッホは、ゴーギャン、トゥールーズ゠ロートレック、ベルナールといった、素晴らしい芸術仲間たちに愛されてきました。
今回ご紹介するのは、彼らの友情を具現化した「コーヒー」です。果たして、どんな味がするんでしょう……?
【どんなコーヒーなの?】
フェリシモが展開する「ミュージアム部」にてWEB販売中の「ゴッホと友人たちの絆に思いを馳せて 交友関係イメージコーヒー」(月1セット / 税込み2200円)。
・ゴッホとゴーギャン ブレンド
・ゴッホとトゥールーズ゠ロートレック ブレンド
・ゴッホとベルナール ブレンド
の3種類がラインナップしています。
コーヒー文化が盛んなゴッホの出身国オランダに着想を得ており、ゴッホ&ゴッホを愛する友人たちとの逸話を味や香りに落とし込んでいるんですって。
【どんな関係なの?】
それではここで、ゴッホと愉快な芸術仲間たちの関係性をチェックしてみましょう!
■ゴッホ×ゴーギャン
良き友人。芸術家の共同体「黄色い家」で共に暮らした。晩年はゴッホとの思い出を題材に作品を描いたといわれている。
■ゴッホ×トゥールーズ゠ロートレック
浮世絵愛好家同士で意気投合! ゴッホの才能を高く評価しており、ゴッホの作品を酷評した作家に決闘を申し込みかけた逸話も。
■ゴッホ×ベルナール
良き先輩・後輩。先輩のゴッホがアルルに移住したあとも、文通でスケッチを見せ合うなど交流を続けていた。
【ゴーギャンのコーヒーがエモすぎる】
「ゴッホとゴーギャン ブレンド」は、2人の強いこだわりや意思の強さに着想した、印象的なコクと苦みを感じさせる力強いブレンド。
またゴーギャンの晩年エピソードから「ほのかに甘い余韻」を感じさせる味わいに仕上げているといいます。
パッケージ缶には「黄色い家」「ゴッホがゴーギャンのために用意した2脚の椅子とひまわり」「議論が白熱して激昂げっこうしたゴッホがゴーギャンにぶちまけたアブサン」などをデザイン。
2人にまつわるエピソードがたっぷり盛り込まれておりますよ〜!
【パッケージ缶もかわいいっ♡】
「ゴッホとトゥールーズ゠ロートレック ブレンド」は、果実感と花畑を思わせる、可憐さと明るい酸の印象があるブレンド。透明感の中にやさしさと豊かさを表現しています。
いっぽう「ゴッホとベルナール ブレンド」では、意外にも思える「先輩・ゴッホ」という側面をフィーチャー。チョコレートを思わせる甘みとコク、やさしい苦みも感じられる、バランスのよいコーヒーに仕上げています。
パッケージ缶に描かれた、双方のエピソードにまつわるモチーフにもご注目! なおパッケージ缶は小物入れ&アクセサリー入れとしても使えますよっ。
【いつもながらこだわりがすごい】
商品誕生の背景にあるのは、担当者さんの並々ならぬ「ゴッホ愛」。
作品が素晴らしいからこそ、それらを生み出した芸術家たち本人にまつわる逸話も知られてほしい。「この絵が生まれた背景にはそんなことがあったんだ!」とより深く作品を理解するきっかけになれる、 “ゴッホの世界への入り口” になれるものがあればいいのに……。
そんな思いから生まれた「ゴッホと友人たちの絆に思いを馳せて 交友関係イメージコーヒー」。ゴッホたちにまつわる逸話を感じながら、楽しんじゃいましょ……!
参照元:プレスリリース、フェリシモ、フェリシモミュージアム部
執筆:田端あんじ (c)Pouch