ハーシーズの定番商品のひとつ「キスチョコ」。
そのキスチョコのてっぺんからピロッと出ている紙ですが、アレなんだと思いますか。
アルミホイルの包み紙をはがしやすくするため? それとも、ただの飾り? 気になりすぎたので調べてみたら、ハーシーズの本国・アメリカ公式サイトにその答えがありました。
【本来の役割は「〇〇」だった】
ハーシーズのキスチョコこと「HERSHEY’S KISSES Candy」。
その公式サイトによると、キスチョコのてっぺんからピロッと出ている帯状の紙は「プルーム(Plume)」と呼ばれるもの。包み紙を綺麗にはがすため……ではなく、競合他社の商品と区別するためのものだというんです!
現在のプルームには「KISSES」と印刷されていますが、もともとは「Hershey’s」というブランド名を印刷しており、紆余曲折を経て今のデザインに落ち着いたのだとか。
いうなれば、あの紙はハーシーズブランドを象徴する「目印」だったんですね……!
【「包装を解くためのもの」でもある!?】
ファンからは「紙の旗」「タグ」などと称されているプルーム。いわれてみれば、ミニチュアフラッグのようにも見えてきます。
お伝えしたとおり、本来の目的は「目印」ですが、毎年多くのキスチョコ愛好家が「プルームを使用する=包装を解くための最も良い方法」と報告しているとのこと。
またプルームがあることで「最も速く包装を解ける」ともいわれているらしく、ひょっとしたらそういった側面もあるのかも!?
【キスチョコの由来がじわじわ可愛い】
ちなみに、「キスチョコと呼ばれるようになった由来」も気になりますよね。
当時は「キス=小さなキャンディを指す一般的な菓子用語」であったことから、「HERSHEY’S KISSES」という名前を商標を登録することで自社製品の人気を守ろうとした可能性もあるそう。
こんなふうに名前の由来には諸説あるのですが、その中のひとつに「キスチョコを押し出す機械がキスのような音を出すから」というものがあります。
キスのような音が由来だなんて、そこはかとなくチャーミング……! 今後キスチョコを食べるたびに思い出しそうです(笑)。
参照元:Hersheyland(英語)、楽天
執筆:田端あんじ (c)Pouch