編集部に届いた、ムック本『蒙古タンメン中本ぴあ』。
辛うまラーメンで有名な「蒙古タンメン中本」(以下、中本)初のファンブックなんですが、中本歴20年近くの私から見ても内容が濃ゆすぎる~っ!!!
中でも特に興味を惹かれたのが、「ナカの人が教える 本当に旨いオーダー例」。
これまでになかった味わいに出会えるかもしれない……ということで、実際にお店に行って試してみることにしました!
【「北極」がまぜそばに…!?】
2023年7月11日に発売された『蒙古タンメン中本ぴあ』。中本で働くスタッフのイチオシのオーダー例が知れる「ナカの人が教える 本当に旨いオーダー例」の特集が楽しいったらありゃしません。
私も挑戦したくなったので、実際に超激辛ラーメン「北極」を激ウマまぜそばとして楽しむオーダーを試してみることに。
なぜこのオーダーを選んだかというと、まぜそばは中本のレギュラーメニューにはなく、本来であれば食べられないはずの品だから。
オーダーの仕方を変えるだけで「北極」がまぜそば風に味わえるだなんて、長らく中本に通っている私からしても「目からウロコ」。これは革命的と言ってもよいほどです。
それではさっそくお店へ行って、注文してみましょう!
【緊張しながらオーダーしてみた】
中本はどの店舗も食券制。まずは入口の券売機で「北極ラーメン」とトッピングの「バター」「背脂」の食券を購入します。席についたら、誌面で紹介されていたとおり「麺超かため、スープ少なめ、もやし抜き」とオーダーします。
……って、こんなイレギュラーなオーダーしたことない!
ちょっぴり緊張しながら店員さんに伝えたところ、こころよく受け入れてくれました。ほんと中本って店員さんの対応が気持ちいいんですよね!
ハキハキしていて威勢がよいけど、女性1人でも入りやすいところが私も長く通えている理由のひとつだと思います。
しばらく待ったところで着丼。「北極」はこれまでにも何度か食べたことはありますが……
あきらかにビジュアルが違う~~~っ!!!
スープの赤さは変わりませんが、麺が見えなくなるほどかかった粉雪のような背脂、頂上に君臨するバターが異彩を放ちまくっています。
ここから全体を混ぜ合わせると……
たしかにまぜそばみたい!
【これはもう別物レベルだ】
中本のメニューの中でも最強レベルの辛さを誇る「北極」だけあって、身構えながらいただいてみると……あれ、思ったほど辛くない!?
記憶の中の「北極」はぶるぶると震えが来るほどの激辛度で、汗や涙が止まらなかったはず……。
通常の「北極」ほど辛く感じないのは、通常の「北極」よりスープの量が少ないというのがあるかと思います。さらに、背脂とバターで甘みが加わっているのも大きいです。
まぜそばは油そばの一種とのことですが、背脂とバターを麺全体に絡めることで、しっかり油そばらしい味わいになっている点にもビックリ。
オーダーとトッピングだけでここまで激変するなんて……!!! これはもう別物レベル。自分の中で抱いていた「北極」の固定観念がガラリと覆されました!
【ムック本を持って中本に行きたくなる!】
辛さとこってり感でかなりヘビーかと思っていたら、意外にも食べやすかったのも驚いたポイント。「北極」はほかのメニューより麺の量が多いのですが、スルスルっと食べ切っちゃいました。
中本歴が長くなると、ときにはマンネリに陥ることもあり月替わりの限定メニューばかり攻めていた私ですが、オーダーの仕方で新しい可能性を追求するというのは新しい発見でした!
「北極」の激ウマまぜそば風オーダーは中本初見さんにもよいですが、私のように定番メニューを食べ慣れた人にもぜひ試してほしいと感じました。
さて、『蒙古タンメン中本ぴあ』ではほかにも、
・中本二代目 白根誠社長インタビュー
・テイクアウト&デリバリー活用術 おうちde中本
・工夫次第でおいしさUP アレンジレシピ集
など気になる特集が満載。さらにスペシャル特典として「1杯お試し無料券」と「オリジナルステッカー」が付いてくるのでお見逃しなく。
価格は税込み1210円。書店やBOOKぴあ、Amazonや楽天ブックスなどオンラインでも販売中ですので、ぜひチェックしてみてください!
参考リンク:プレスリリース、BOOKぴあ、Amazon、楽天
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch