ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナの世界を作り上げているのが、ブルーナ・カラー!
パッとみただけで「あっ、ブルーナだ!」とわかってしまうほどの唯一無二な愛おしい色たちですが……なんとブルーナ・カラーを忠実に再現したクレヨンセットがあるそうなのですっ!!
それは、2023年5月にコクヨから発売された「ブルーナ・カラークレヨン」。これがあれば、誰でもあのブルーナの世界を描けるってこと……!?
【史上最高にテンションの上がるクレヨン】
私がゲットしたのは、ぬりえ付きの「ブルーナ・カラークレヨン&ぬりえ」。まるで絵本を開くようにして箱を開くと、ぬりえとクレヨンが並んでいます。
クレヨンは全部で8色。「黄・赤・緑・青・灰・茶」のブルーナカラーに加え、黒と白がプラスされています。いままでオレンジだと思っていた色は「赤」だったのね……。
透明ラベルなのでクレヨン全体でブルーナ・カラーを感じられるのも最高。これだけでもうっとりし、ただただ眺められる尊さです……♡
使うのがもったいないー!!という気持ちもありつつ、いざ全色を紙に描いてみると、あらまァ……なんでもない試し書きのクルクルに、ブルーナワールドがみえるよ〜〜!
特に「黄」や「赤」は線だけでもブルーナカラーだとよくわかる! 発色もよいのですが、同時に温かさや優しさを感じます。
【なんでもブルーナになる!】
さっそくセットのぬりえで遊んでみると、「楽しすぎ!!」のひとこと。だって、ササッと塗っただけでどうやったってブルーナになるんだもの……!!
ブルーナさんの絵がもともと4色(赤・黄・青・緑)だけで構成されていただけあって、たった2色使うだけで世界観が完成することに感動します。
さらにあとから追加されたという「灰」はぞうを塗るのに使える色。セットのぬりえには象のイラストはなかったのですが、他のぬりえで塗ってみるとこれまた泣けるほど優しい色味!
6色しかないブルーナ・カラーの中にちょっとニッチな「灰」が選ばれていることも、おもしろいなと感じます◎
【同じ色で比べてみた】
ブルーナ・カラーだけ塗ってもはっきりと違いを感じられるのですが、実際にどれくらい色合いが違うのか気になる!
ということで、無印のクレヨンと描き比べてみたのですが、並べてみると同じ色でも印象は大違い。ブルーナ・カラーは全体的に暖色っぽいような印象です。
中でも1番違いを感じたのは、意外にも茶色!
ボリスやスナッフィーを塗っていくと、この愛らしさはブルーナ・カラーでしか出せないのだと痛感しました。
※ブルーナ・カラーの赤は無印のだいだい色と比較しています。
【どんな塗り絵もブルーナに】
と、ブルーナ・カラーに浸っていた私は、ふとひらめいてしまいました。それは「このクレヨンならどんな絵でもブルーナになるんじゃないか」というもの……!!
そんな勢いのまま、ポケモンのぬりえで検証してみた結果……
\やっぱりブルーナになった!! /
(当然ながら)線やテイストがまるで違うので、あくまで “ブルーナ風” ではありますが、感じる……私はブルーナのあたたかみを感じるッ!!!
塗れば勝手にブルーナワールドになる、それがブルーナクレヨンなのだ!
【大人こそ楽しめるクレヨンだよ】
「ブルーナ・カラークレヨン&ぬりえ」のお値段は1980円。クレヨンだけの「ブルーナ・カラークレヨン」は1760円です。
ちなみに色々と塗っていくうちに、よりブルーナらしくなるコツも発見。
それは「ぬり絵の背景までぬること」と「ベタ塗りすること」の2点。塗れば塗るほど感動が広がるはず。もったいないと思わず、思い切ることがポイントです!
セットについてくるぬりえは全部で20枚。切りはずせるので、色ぬりのあとはポストカードのように飾っても楽しめますよ♪
※価格はすべて税込みです。
参考リンク:コクヨのえほん、楽天[ブルーナ・カラークレヨン&ぬりえ][ブルーナ・カラークレヨン]
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch