赤ちゃんが発する “言葉にならないおしゃべり” を意味する「喃語(なんご)」。「あー」「うー」「ばぶ」など、全ての音が癒やしのかたまりです。
テレビ東京で放送中の0〜2歳児向け番組『シナぷしゅ』の公式YouTubeでは、喃語をフィーチャーした新コーナー「ベビートーベン 喃語協奏曲」を公開中。
喃語を組み合わせて1つの楽曲にする試み、前代未聞じゃないですか……!?
【癒やされたい人は集合】
2023年9月25日にお披露目された「ベビートーベン 喃語協奏曲」。
番組公式YouTubeにある動画『【赤ちゃんが喜ぶ】シナぷしゅ公式23/09/25│赤ちゃんが泣き止む・知育の動画』の4分30秒あたりからスタートします。
ボーカル(?)を担当するのは0歳の赤ちゃんたち。「あぇぁーーー」という元気のよい雄たけびから幕を開けて、乳児ならではのホワホワとした声がつながっていき、ひとつの音楽に……!
言葉にならないおしゃべりが耳に心地よく、自然と笑みがこぼれてしまいます。ああ、赤ちゃんの声って、どうしてこんなにも愛おしいのでしょうか。
【制作の裏側まで愛おしい】
愛おしさが限界突破してしまう「ベビートーベン 喃語協奏曲」。
テレビ東京統括プロデューサーの飯田佳奈子さんいわく、ボーカルを務めたのは制作に関わったスタッフのお子さんたちなのだとか! しかも、各自スマホのボイスメモ機能で録音したというんです。
そうした環境で録音されたからこそ、かざらない印象の楽曲に仕上がったのかもしれません。
また、作曲を担当した秋田茉梨絵さんは、自身の子育てを通して喃語に興味を抱いたそうで、
「スマホで録音した長女の声を聞いていたある日、そこにメロディのようなものを感じ、試しにピアノで伴奏をつけてみました。すると歌っているのだと感じられたのです。ためしに友人たちにも子どもの動画を送ってもらって、声を音楽に乗せてみると、言葉がまだわからない赤ちゃんたちも、歌(のようなもの)を楽しんでいるのだという確信を強めました」
と語っています。
【尊すぎて感極まっちゃう】
愛らしい楽曲にぴったりなアニメーションにもご注目。ゆるいタッチで描かれた赤ちゃんのイラストにほっこりすること確実ですよ〜。
映像ディレクションとアニメーションを担当した鈴木友唯さんは、デモを聴いたとき尊すぎて涙が出たとコメントしていますが、その気持ちわかりすぎる……!
笑顔になって、そのあと涙が出ちゃう、赤ちゃんたちによる「ベビートーベン 喃語協奏曲」をたっぷりお楽しみください。
参照元:YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©︎TV TOKYO