ノルウェー大使館 水産部がスタートした「サモ肉」プロジェクト。
本来はお肉で作るレシピをノルウェーサーモンにスイッチして楽しもうという企画で、前回はビーフステーキならぬ「サーモンステーキ」を作ってみました!
第2回となる今回は、豚肉の代わりにサーモンを使う「サーモンかつ」にトライ。果たしてお肉に代わるような満足感は得られるのか……さっそく検証スタートですっ!!
【わずか36時間で日本に到着!】
アトランティックサーモンの中でも、ノルウェー沿岸にある養殖網で厳しい管理のもと養成されるノルウェーサーモン。水揚げから日本到着までは1度も冷凍せずに最短36時間で到着するというから、その新鮮さに納得です。
編集部に送られてきたノルウェーサーモンは、なんと重量1.3キロ! うーん、ボリューム満点のサーモンかつが作れそうで楽しみですっ。では取りかかっていきましょう!
【中まで火が通ってなくていいんですっ】
今回も参考にしたのは、「サモ肉」プロジェクトサイトで紹介されているレシピ。
まずはサーモンに塩、こしょうで下味をつけます。つづいて小麦粉をまぶし、溶き卵をくぐらせ、パン粉をつけます。
続いて180~190度に熱した油にサーモンを入れ、1~2分かけて揚げ、裏返しにして30秒~1分揚げ、取り出して油を切ります。
このサーモンかつ、作る側として何がうれしいって「火の通り具合を気にしなくてよいところ」。
お肉を使った揚げ物は中まで火が完全に通ってるかどうか注意しなくてはいけません。
しかし、生でもOKなノルウェーサーモンはむしろレア、またはミディアムレアでいただくのがおすすめだといいます。
ちなみに今回は最初に1分ちょっと揚げ、裏返して30秒ほどで取り出したところ、見事なレア~ミディアムレア状態になりましたよ~!
お皿にキャベツのせん切り、レモン、食べやすく切ったサーモンかつを盛り合わせればできあがりです!
【え、ふわふわの食感!?】
では、揚げたてのサーモンかつ、さっそくいただきますっ。
サクサクッと小気味よい音。そうそう、この軽やかな食感こそ、かつの醍醐味ですよネ〜。……え、ふわふわ!?!?
とんかつだとずっしりとした噛みごたえが来るところ、やわらかなノルウェーサーモンは肉厚でもふんわりしています。
サクサクとふわふわの食感のハーモニー、最高なんですけどーーーっ!!!
濃厚な旨味と脂もギュッと閉じ込められていて、ひとくち噛むごとに口の中にサーモンの味わいがじゅわっと広がります。
サーモンを揚げた料理といえばサーモンフライがありますが、こちらはとにかく肉厚なため、感覚的にはフライというよりはやはり「かつ」。とんかつソースをかけたり岩塩をつけたりすると、さらに「かつ」らしさを楽しめました♪
【とんかつソースをかけるといいかも!】
さて、ここで魚より断然お肉が好きな小学生男子(息子)に食べてもらいましょう。
「これ、とんかつみたいでしょ? とんかつだから食べてみて!」とよくわからない説明でまくしたてて食べてもらうと……ひと切れペロリと食べてくれました。
「味はサーモンだけど、見た目がとんかつだから食べてみようってなる。とんかつソースをかけるとすごくおいしい」
とのこと。お子さんに出すときは、とんかつソースをかけるとより食べやすくなるのかもしれません。ぜひお試しあれ♪
【サモ肉、おうちで始めてみない?】
いつもはお肉を使って作る料理をノルウェーサーモンに変えることで、ヘルシー&気分新鮮に楽しめる「サモ肉」プロジェクト。皆さんの毎日の食事にも気軽に取り入れてみてはいかがでしょう?
ノルウェーシーフードの公式サイトでは、ほかにも「サーモンしゃぶしゃぶ」や「サーモン南蛮」「サーモンの生姜焼き」などさまざまなサモ肉レシピを公開中なので、ぜひご覧になってみてください。
また、ノルウェーシーフードでは現在、「Swich! サモ肉」キャンペーンも開催中。ノルウェー旅行やサーモンフィレが当たるこの機会をぜひお見逃しなく♪
参考リンク:「サモ肉」プロジェクトサイト
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch