台湾全土に60店以上の店舗を持つ、牛丼チェーン店「すき家」。
メニューは日本とほとんど同じだと思っていたら……あれ、モーニングにお粥がある!?
実は意外と朝からお粥を食べられるお店が少ない台湾。だから、まさかすき家のモーニングで食べられるなんて……!
どんな味なのか気になったので、さっそく台北のすき家にいってきましたっ。
【台湾すき家のモーニングメニュー】
やってきたのは、台北MRT公館駅近くにあるすき家。すぐ近くには台湾大学があって、夜は公館夜市としてにぎわうエリアです。
モーニングの提供時間は朝5時から10時30分。
このお粥は単品でも注文できますし、牛肉がのったお粥「牛肉早安粥(ニウロウザオアンジョウ)」もありますよ。
今回はお粥、味噌汁、漬物、牛小鉢、温泉卵、味のりがセットになった「牛小鉢お粥朝ごはん(牛肉小碟早安粥朝食 / ニウロウシャオディエザオアンジョウ)」を注文。値段は99元(約455円)でした。
ちなみに、メニューには日本語表記はありませんでしたが、写真があるので指さしで注文できます♪
【台湾を感じるトッピング】
まずはお粥のトッピングをチェック。
小ネギと卵と……上にかかっている茶色い具材はなんだろう? 台湾のお粥に入っていることが多い、肉でんぶ・肉鬆(ロウソン)ではないみたい。
いただいてみると……ほんのり塩気のあるまろやかな味わいのお粥に、香ばしさが加わっているではないですか!
なるほど、この茶色い具材の正体は「フライドエシャロット(油蔥酥 / ヨウツォンスー)」。台湾料理の定番の調味料で、これを入れるとグッと香ばしさが増すんです。
お粥そのものはぶっちゃけ日本でも食べることができそうな味わいだけど、フライドエシャロットが入ることで台湾らしさをより感じるお粥に仕上がっています♡
ちなみに牛小鉢や味噌汁などは、日本の味と変わりませんでしたよ。
【旅行中の朝ごはんに♪】
台湾ならではのトッピングがのった、すき家のお粥。手軽に朝ごはんを済ませたいなら、アリかもしれません♪
※日本円への換算は、2023年12月現在の情報です
参考リンク:すき家(台湾)
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch