突然ですが、台北に毎日大行列ができる朝ごはん屋さんがあるんです。そこは、ミシュランのビブグルマンを獲得している人気店で、1時間並ぶなんてこともザラです。
私も今まで何回も並んだことがあるのですが、やっぱりおいしいから並びたくなるお店なんですよね……♡
ということで今回は、どのくらい並ぶのか、お店の雰囲気やおすすめのメニューを台湾現地からリアルをお伝えしますっ。
【覚悟を決めましょう…!】
訪れたのは「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」。台北MRT善導寺駅5番出口の目の前にある「華山市場(フアシャンシーチャン)」の2階フードコートの一角にあるお店です。
朝ごはんのピーク時間帯を外せば少しはすいているかな?と思った私は平日の午前10時10分ころに訪問。しかし……
あぁ、やっぱり大行列ができています!!!
この日の列の最後尾は、隣のビルまできていました。ここまできたら……覚悟を決めて並ぼうじゃありませんか!
角を曲がった先にも行列がしばらく続き、再び曲がると2階へと続く階段が見えてきます。この階段を登り切ったら、フードコートに到着です!
人の多さに圧倒されつつも、ガラス越しに店員さんが忙しく朝ごはんをつくっている様子を目にすると、さらに期待が高まる~~~。
焼きパンの生地を窯に手際よく貼り付けていく様子も、ライブ感があります。
結果50分ほど並んだけど、2階に着いたあとはあっという間に感じましたよ♪
【おすすめのメニューは?】
メニューは写真と日本語訳があるので簡単!
しかし、お店の人に日本語では注文できなかったので、メニューにふられている番号を紙や携帯の画面に大きく書いて、見せながら注文するとスムーズです!
まずは「飲料区」で、イートイン(内用 / ネイヨン)かテイクアウト(外帶 / ワイダイ)かを伝え、豆乳などのドリンクを注文します。続いて「焼餅区」でメインメニューを注文。
私が注文したのは、3つ。どれも現地で多くの方が注文しているおすすめのメニューです。
①豆乳ホット(熱豆漿 / ルードウジャン)30元 約138円
③塩豆乳:小エビやザーサイ具入り豆乳(鹹豆漿 / シエンドウジャン)40元 約184円
㉔薄焼きパン+油條+卵(薄蛋夾油條 / ボーダンジアヨウティャオ)75元 約345円
焼きパンは薄いものと厚いものがありましたが、薄いほうにしてみました。
料理を受け取ったら会計を済ませ、席を探しましょう。しかし、私が訪れたときは9割方席が埋まっている状態で、席があるかはタイミング次第。
回転ははやいものの、混んでいるときはテイクアウトを検討するか、2人以上で訪れた場合は2階に着いた時点で、席を取る人と注文する人で分かれるのも手かもしれません。
【豆乳も焼きパンもおいしい~♡】
さっそく、いただきますっ。
塩豆乳ことシエンドウジャンは、おぼろ豆腐のようなふわふわ食感で、エビだしが効いたやさしい味です。揚げパンのサクッとした食感や、小ネギも薬味としてアクセントになっています。
薄焼きパンに揚げパンと卵を豪快に挟んだメニューは、見た目のインパクトがすごいっ!!!
焼きパンはサクッとパイ生地のような食感、揚げパンは外側はザクっと中は麩のようにふわふわです。ほんのり塩気もあって、香ばしくてうま~い♡ 卵がやさしく重なり合うのもたまりません。
以前は厚い方の焼きパンを食べたけど、薄い方がサクッとしていて好きかも……! 焼きたては格別なので、クセがなくサラッとした豆乳といっしょにぜひ味わってみてほしいです♡
【早めのランチにも◎】
お店は朝ごはん屋ですが、早めのランチとして利用するのもおすすめです。時差を考えると台湾の11時は日本の12時なので、ちょうどお腹がすくころかも?
気になる方は、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
※日本円への換算は、2023年12月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:阜杭豆漿(Facebook)
住所:台北市中正區忠孝東路一段108號2樓(Googleマップ)
営業時間:5:30~12:30
定休日:月曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch