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油汚れを落とすには暑い季節がちょうどいい!? プロが教える場所別・油汚れ落とし術

昨日

うだるような暑さの日は、正直言って「なんもしたくない」もの。けれど、この暑さをうまく利用すれば、キッチンの油汚れを一掃できちゃう(!)というのです。

もしも気になる箇所があるのなら、思い切って大掃除しちゃいませんか。お掃除用品のプロによるアドバイスを参考に、溜まった汚れをピッカピカにしちゃいましょう〜!

【なぜ「夏」に掃除するといいの? 3つの理由】

お掃除グッズを数多く展開している大王製紙エリエールによれば、油汚れの大掃除は暑い季節のほうが向いている、とのこと。

■その1:油汚れが熱でゆるむ
油は温まると液状になり、冷えると固まります。つまり、気温が高いと油汚れがゆるんでいるので、何もしなくても落としやすいというわけ!

■その2:水が冷たくない
暑い季節なら水が冷たくない♪ しかも、油汚れが落ちやすくなっているため、冬のお掃除よりも少ない水の量で済みます。漬け置き洗いをしてもお湯の温度が下がりにくく、洗浄効果が⾼まるところも◎。

■その3:乾きが早く乾燥しやすい
暑い季節は乾きやすいので、水気をふき取る手間が省けます。また、掃除中は窓を開けて十分換気するのがベストですが、暑い季節なら寒さを気にすることなく思いきり換気ができちゃう!

なーるほど……こうしてみるとたしかに納得!! 大掃除というと冬のイメージがありますが、今パパっとやってしまった方が、後々ラクそうですよね。

【場所別・油汚れ落とし術】

さて、ここからは場所別におすすめの油汚れ落とし術をご紹介していきましょう♪

<レンジフード / 換気扇>

①換気扇やフィルターなど、外せるパーツはすべて外す
②大きめのゴミ袋にお湯と洗剤を入れて1〜2時間ほど漬け置き
③使い古した歯ブラシや食器洗いスポンジなどで汚れをこすり落とす
④レンジフード本体は、キッチンペーパーに洗剤を吹き付けて湿布して、しばらく放置してから浮き上がった汚れをふき取る

パーツを付け置きする際、アルミ素材以外は酵素系漂白剤を使うのがおすすめ! アルミ素材の場合、酵素系漂白剤だと変色の可能性があるので、専用の油落とし用洗剤を使いましょう。

<コンロまわり / ガス・IH、魚焼きグリル>

■ガスコンロ
①五徳や排気カバーを外したあと、洗剤を吹き付けて、使い古したスポンジや歯ブラシで汚れをこすり落とす
②五徳や排気カバーはゴミ袋に入れて、重曹または漬け置き洗い用の洗剤を入れて、30分〜1時間程浸け置きしてから洗う

■IHコンロ
①重曹や市販の専用クリーナーをコンロ全体に吹きかけて掃除する
※金属製タワシだと細かな傷がつき、傷に汚れが溜まったりカビが発生する原因になることがあるので、食器洗い用スポンジや柔らかい布で磨くこと

■魚焼きグリル
①重曹で漬け置き洗いをする

コンロまわりは、べたべたとした油汚れが飛び散りやすい場所です。こうした油汚れを落とすには、中性〜アルカリ性の洗剤が効果的! 水+重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした「重曹水」や「セスキ水」もおすすめなのだとか。

<電子レンジ>

①耐熱容器に水1カップ(約200mL)+重曹大さじ1杯(約12g)入れて、500Wの電子レンジで5分加熱
②そのまま10分ほど放置したあと、クロスやキッチンペーパーで庫内の汚れをふき取る

電⼦レンジの庫内の汚れの原因は、主に油と焦げ付きです。レンジ内にこぼれた食品のたんぱく質汚れや水垢が気になる場合は、水1カップ+お酢40mlまたはクエン酸小さじ2杯(約10g)を入れて、500Wの電子レンジで3分加熱したあと30分放置して、庫内を拭き取りましょう。

【便利なお掃除グッズあります】

すべて一気にやろうとすると疲れてしまうので、「お休みの日がくるたびに1カ所ずつ掃除する」という方法をとるのもいいかも! 秋本番が来る頃には、キッチンが美しく生まれ変わっていることでしょう。

ちなみに……大王製紙エリエールでは、キッチンまわりのお掃除に便利な「キレキラ!キッチンクリーナー おそうじシート」を販売中です。

油汚れがスルンと落ちる上に、除菌剤・抗菌剤配合! 何を用意していいかわからなくなったら、こちらをうまく利用してみるといいかもしれません。

参照元:エリエール(1)(2)、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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