
日本でもすっかり定着し、パン屋さんやケーキ屋さんの店頭でも見かけるようになったシュトーレン。クリスマスを待ちわびながら、毎日少しずつ食べていく焼き菓子です。
いろいろなお店のシュトーレンを物色していたのですが、中でも気になったのがDEAN & DELUCAのもの。シュトーレンが3種類もあってどれもおいしそう……!
そのうちのひとつ組み合わせが気になりすぎる「シュトーレン 栗と和三盆」を編集部に送っていただいたので実際に食べてみました。
【日本ならではの組み合わせ!】
フルーツ、ナッツ、それにお酒とお砂糖がたっぷりの焼き菓子シュトーレン。味の変化を楽しみながら、長く味わえるホリデーシーズンならではのお菓子です。
DEAN & DELUCAにはホリデー菓子として5種類がラインナップ。その中から「シュトーレン 栗と和三盆」(3024円)をご紹介します。クリスマスらしいラッピングが素敵♡
バターたっぷりの生地の中にマロングラッセとヘーゼルナッツ、ラム酒に漬け込んだ栗がまるごとゴロゴロ入っているそうで、表面にはたっぷりと和三盆がまぶされているみたい。
栗と和三盆、日本ならではの組み合わせにワクワクしながらいただきます!
【和の味わいでしっかり洋菓子】
封を開けてみるとツヤンツヤンのシュトーレンがおでまし。表面の和三盆がなじんだ感じがまたおいしそうっ。
ここでシュトーレンの食べ方を。せっかくなので「DEAN & DELUCA」公式サイトの記事から引用します。
1cm程度にスライスして、少しずつ食べます。まず、シュトーレンを中央から半分に切り、そこから外側に向かってスライスしていきます。その日に食べる分を取り分けたら、2つのシュトーレンの切り口をぴたりと合わせ、ラップなどでしっかり巻いて保存します。さらに、アルミホイルで包めば、なおよいでしょう。
たっぷりのナッツやドライフルーツが入っているためホロホロと崩れやすいので、ナイフを少しずつ前後にスライドさせて切ると、きれいにカットできます。
この「中央から切る」「切り口を合わせて保存する」のがシュトーレンらしくてワクワクする食べ方! 真っ二つにするのは緊張するけれど、エイヤッ!と真ん中にナイフを入れましょう♪
薄くスライスされたシュトーレン、見た目はパウンドケーキのようですが、食べるとしっとり。ホロッと優しい甘さの和三盆コーティングがお口の中で崩れていきます。
栗のほっこりとした味わいに和を感じつつもラム酒の香りとヘーゼルナッツの風味にしっかり洋菓子としての存在感があり、まさに和洋折衷のおいしさ!
毎日少しずつ食べていくのが楽しみ。変わり種のシュトーレンをお探しの方には全力でおすすめしたいです。
【保存のコツ】
シュトーレンを保存するときの個人的なおすすめは、ラップの両端をキャンディのようにクルクルと巻くこと。
切り口がなるべくピッタリとくっついているほうが乾燥を防げるので安心です。
【いろいろ選べるのがうれしい】
DEAN & DELUCAのシュトーレンは「栗と和三盆」に加えて、クラフトジンといちじくを使用した新作「プレミアムシュトーレン フィグ&クラフトジン」(3672円)、ナッツやフルーツをたっぷり混ぜ込んだクラシカルな「ホリデーシュトーレン」(2592円)があります。
シュトーレン以外ではライ麦入りの生地にアカシアはちみつとスパイスを混ぜ込んだ「パンデビス」(1620円)、キルシュ漬けフルーツとナッツをふんだんに使った「ベラベッカ」(1987円)があります。
いずれも人気商品のためオンラインでは在庫がない場合や再入荷待ちの場合がありますが、もし店頭で見かけたらぜひお手にとってみてください。「パン職人が焼く、ホリデー菓子」とともに、どうぞ素敵なクリスマスを♪
参考リンク:DEAN & DELUCA
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch