
世界一有名な推理小説として知られる『シャーロック・ホームズ』。圧倒的な知名度を誇るミステリーの金字塔であり、小説を読んでいない人でも「シャーロック・ホームズ」という名前だけは知っていることでしょう。
今回ご紹介するのは、あのガイ・リッチー監督が製作総指揮を務めた “シャーロック・ホームズの再解釈”。シャーロックの原点となった殺人事件の真相やいかに!?
毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。
今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながらPrime Video『ヤング・シャーロック ~オックスフォード事件簿~』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!
【あらすじ】
好奇心旺盛な青年・シャーロックはスリを犯した罪で投獄されますが、兄・マイクロフトのおかげでめでたく釈放。しかし喜びも束の間、兄の計らいによりオックスフォード大学の使丁(してい=雑役をする人)として働く羽目になるのです。
シャーロックはオックスフォード大学でふたりの人物と親交を深めることに。
1人目は、貧しくも優秀な学生のモリアーティ。そして2人目は、同じく学生であり、中国の皇女でもあるシュウアン。ある日のこと、シュウアンが持参した巻物が盗まれる事件が起こり、あろうことかシャーロックが犯人として疑われてしまいます。それどころか、今度は大学教授が殺害されてしまい、シャーロックが犯人として逮捕されてしまうのです。
【ココが見どころ!】
<その1:ホームズが人生初の殺人事件に出会う物語>
世界で愛される名探偵シャーロック・ホームズの原点を描いた本作。
舞台となるのは1870年代のオックスフォード。若き日のシャーロックは無秩序で型破りで怖いもの知らずだけれど、同時にとても繊細。「自分のせいで妹を失った」というトラウマにとらわれ続けていました。
しかしオックスフォード大学で、初めて本格的な殺人事件に出会い人生が一変するのです。ただの殺人事件と侮るなかれ、実はその背景には世界を揺るがす巨大な陰謀と家族のひみつが隠されていて……?
<その2:あのモリアーティとバディに>
シャーロック・ホームズの宿敵として知られるモリアーティ。ホームズと同じくらい天才的な頭脳をもちながら、犯罪界のナポレオンとして自らの手を汚すことなく犯罪組織を操っていた人物です。
ところが、本作に登場する若き日のモリアーティは「ホームズの親友」であり「良き理解者」。さらには事件を解決するバディとして名コンビぶりを発揮するのです。
でもね、物語が進むごとにモリアーティの異常性があらわになっていくのよ。モリアーティは始めから、どこか信用ならない空気をまとっているのだけれど、ある出来事によって完全にスイッチが入ります。
この物語の影の主役、それがモリアーティという男です。
<その3:これぞガイリッチー!なアクション満載>
1話あたり約50分×全8話で構成されている本作。監督および製作総指揮を務めたのはガイ・リッチーさんです。
ガイ・リッチー監督といえば『スナッチ』『コードネーム U.N.C.L.E.』『アンジェントルメン』などで知られるスタイリッシュなアクションが十八番!
それにガイ・リッチー監督は、ロバート・ダウニー・Jr.さんがホームズを演じた映画『シャーロック・ホームズ』と続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』も手掛けているのよね。いずれの作品もアクション満載でしたが、もちろん本作においてもバッチバチにクールなアクションがさく裂しております。
【推理シーンも必見です】
若き日のホームズはどこか危なっかしく青臭いけれど、それもまた魅力的。ホームズを演じるヒーロー・ファインズ・ティフィンさんがハマり役すぎました。
そしてホームズといえば、さまざまな作品において「自分の世界にどっぷり没入して推理をするシーン」がよく描かれています。
本作ではシャーロック本人が過去に戻って推理する姿(再現ドラマに自ら入り込むイメージ)を描くことで「僕の過剰な想像の世界」を表現。どういうことなのか、ぜひ作品を観てたしかめて。
■今回ご紹介した作品
『ヤング・シャーロック ~オックスフォード事件簿~』
Prime Videoにて独占配信中
※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© Amazon MGM Studios、Daniel Smith, © Amazon Content Services LLC