
取材で訪れた、高知県の「木曜市」。高知ならではの野菜や果物が買える市場とのこと。
実際に訪れてみると、地元ならではの産物が買える……それは間違っていなかったのですが、なぜか市場に子どもたちがい〜っぱい!
観光で訪れる朝市として想像していたのとは、ちょっと違った光景が広がっていました。
【高知の「街路市」見学】
高知市には、曜日ごと違った通りに露店が並ぶ「街路市」という文化があります。そのひとつが木曜市、開催場所は高知城のお膝元「県庁前」です。
いわゆる「朝市」的なものを想像していましたが、木曜市は観光向けというより地元の人が普通に使っている市場みたい。お昼ご飯を買いに来る近隣のサラリーマンも多いんですって。
【高知らしさがつまってる!】
お店をのぞいてみると、並んでいるのは高知らしい食材の数々。旬の野菜はもちろん、柑橘のバリエーションが豊かなのが高知っぽい!
魚介の乾物やつきたてのお餅、知らない名前の野菜も売られていて、見ているだけでも楽しい♪
ちょっとめずらしい野菜のお寿司「田舎寿司」という食べ物も発見。もともとは高知県の山間に伝わる料理だそう。食べてみたかったなあ。
【園児たちがキュートすぎる】
そんなこんなで市場としても十分魅力的な「木曜市」なのですが、もう何より気になって仕方なかったのが……集団でお買い物をしている小さな子どもたちの存在。
おそらく幼稚園児や小学校の児童たちが先生に連れられて市を歩き、お買い物してるんです。中にはひとりで一生懸命にお店の人と会話してお買い物をしている子も。可愛すぎんか?
子どもたち限定の「お値打ち品」が並んでいるお店もあって、街全体で子どもたちを育んでいるみたい。全然知らない風景なのに、懐かしくて眩しい。その空気の温かさ、まさに「高知の良さ」を目の当たりにした気がしました。
【この光景に出会えて良かった】
子どもたちにとって街路市でのお買い物体験はいわば「社会科見学」で、高知市で生まれ育った人ならだいたい経験していることなのだそう。地元の人には珍しくない、日常の風景みたいです。
観光としては日曜市のほうが規模が大きく、認知もされていると思いますが、木曜市だからこそ出会えるこの光景がみられて本当に良かったです。この旅の、忘れられない思い出のひとつになりました。この文化がいつまでも残ってくれたらいいな。
■木曜市
場所:高知県庁前
長さ:約200m
店数:約65店
期間:毎週木曜日(1月1日・2日を除く)
時間:午前6時頃から午後2時頃まで
参考リンク:どっぷり高知旅、高知市
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch