
このところ、じわじわ暑くなってきましたね。すでにエアコンを使用し始めている、なんて人もいそうですが……あなたは「エアコンの2027年問題」についてご存じでしょうか。
今年は2026年、ということはつまり、問題が起こるのは来年です。そのときが来て慌てることのないよう、いまのうちにしっかり計画や対策を立てておくといいかもしれません。
【「エアコンの2027年問題」とは】
昨今ちょこちょこ耳にするようになった「エアコンの2027年問題」。
2027年度から家庭用エアコンに適用される省エネ基準が大幅に強化されることで、基準を満たさないエアコン=省エネ性マークのない製品が製造・販売できなくなる問題を指します。これにより
①低価格帯のエアコンが購入できなくなる
②省エネ基準を満たさない旧モデルは市場から姿を消す
③省エネ性の高いエアコンしか販売できないため、標準タイプの本体価格が上がる
といった可能性が出てくるそう。こうした背景から「いまのうちに購入すべき?」といった議論が生まれているんですって。
【長く使い続けている人は多い】
いまやエアコンは生活必需品ですし、価格が上昇するのは深刻な問題。購入費用がかさむだけでなく、選べる機種が減るという懸念もありますよね。
ハウスクリーニングチェーン「おそうじ本舗」が全国の30代〜60代の男女1000名を対象におこなった調査によると、約8割が2台以上のエアコンを保有しており、利用頻度が高い部屋ほどグレードの高いエアコンを使用していることがわかっています。
また、約4割が「同じエアコンを10年以上使用している」と回答していました。それどころか「15年以上」「20年以上」という人も少なくないようです。
ちなみに、メーカーによっては「エアコンの標準使用期間=10年」と設定しているほか、購入から10年を超えると部品供給の終了により修理が困難になるそう。安心して使えるタイムリミットは「10年」ってわけか……。
【結局どうすりゃいいの?】
いま買い替えるべきか、それとも見送るべきか。ああ悩ましい。
おそうじ本舗によれば「比較的新しい機種については急いで買い替える必要はない」とのこと。使用年数や頻度を確認したうえで、無理のない範囲で判断すればいいみたい。
■おそうじ本舗のアドバイス
・古い機種は計画的に買い替える
・まだ使える機種は適切にメンテナンスをおこなう
※2027年以降に登場する新型モデルは「買い替えによる電気代削減効果」が大きく期待できる
フィルターの目詰まりや内部の汚れは、エアコンの効率低下を招くため、とりわけ夏場には「2週間に1回のフィルター清掃」を心がけることで消費電力を抑えられるそう。あなたのお宅のエアコンがまだまだ使えそうなら、いまからちょこちょこメンテナンスしておくといいかもしれません。
参照元:株式会社HITOWAライフパートナーカンパニー、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ