
全く関係がないと思われていた出来事が、点と点でつながり、やがてひとつの線になる。ミステリーがお好きであれば、その瞬間にカタルシスを覚えるのではないかと思います。
今回ご紹介するのは、そんなお話。不思議な縁で結ばれた3人の男たちが、とある殺傷事件をきっかけに、想像だにしなかった “パンドラの箱” を開けることになるのです。
毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。
今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Prime Originalドラマ『犯罪者』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!
【あらすじ】
白昼の駅前広場で発生した無差別殺傷事件。4人が刺殺され、犯人は薬物中毒死した状態で発見されます。
しかし、唯一の生存者である修司(しゅうじ)には「薬物中毒死した男は犯人ではない」という確信がありました。そして修司は、病院で見知らぬ男から「あと10日生き延びれば助かる」と謎の警告を受けるのです。
事件の捜査をしている刑事・相馬(そうま)は、命を狙われている修司を気にかけ、元テレビマンの知人・鑓水(やりみず)の家にかくまいます。やがて3人は、協力しあいながら事件の真相へと近づいていくことに。
【ココが見どころ!】
<その1:冒頭で起こる無差別殺傷事件の謎>
高橋一生さん(相馬)、斎藤工さん(鑓水)、水上恒司さん(修司)がトリプル主演を果たしている本作。3人が出会うきっかけとなったのが、白昼に起きた無差別殺傷事件です。
被害に遭ったのは、小さな印刷屋の店主、ふたりの主婦、大学生、そして建設会社で働く修司。皆どこにでもいる “普通の人” であり、お互いになんのつながりもない。まさしく “無差別” に選ばれたようにも見えますが、実はそうではなかった。
なぜ彼らは襲われなければなかったのか。その答えこそが、物語の謎を解くひとつのカギとなります。
<その2:第2話で起こるもうひとつの事件>
第2話で描かれるのは、全国各地で起きた子どもの健康被害。ある日突然、乳幼児の顔が溶けてしまう「メルトフェイス症候群」という奇病が広まり、100人以上もの子どもが被害に遭うのです。
その原因となったのは、とある食品会社がつくった “ベビーフード” でしたが、会社はその事実を隠蔽しようとしていました。
無差別殺傷事件と子どもの健康被害。一見するとなんの関係もないように思えるけれど、実は……?
<その3:やがてつながる点と点>
1話あたり40~48分×全7話で構成されている本作。第5話までにふたつの事件につながりがあることがわかり、全貌が明らかになります。
各話を注意深く観察することで、随所にヒントのようなものが散りばめられていることに気づくでしょう。あのシーンも、このシーンも、すべてに意味があるのです。
そして第6話から、物語は新局面を迎えます。どんな着地を見せるのか、最後まで目を離さないで。
【本日に最終話が配信されます】
2026年7月17日から3週にわたって配信されている本作。先週までに第5話まで終了し、本日7月31日には第6話および最終話が配信されました。
つまり……今日から全話イッキ見できちゃうというわけ! 冒頭から強烈に惹きこまれるストーリー展開となっており、気づけば最後まで完走していることでしょう。
ちなみに、協力関係にある3人の男たちには、なにかしらの秘密がありそうなんですよね。だって、殺傷事件の被害者である修司は出所不明の大金を持っているし、元テレビマンの鑓水はちょいちょい不審な動きを見せているんだもの。
怪しくないのは高橋一生さん演じる相馬だけ、なんだけど……まさか彼にも秘密があったりするのでしょうか。ぜひ、このあたりにも注目しながら鑑賞してみてくださいね。
■今回紹介した作品
Prime Originalドラマ『犯罪者』
Prime Videoで独占配信中
※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© PROTX