『おうちdeカフェ気分』は、1時間以内で作れる簡単なお菓子を詳しいレシピと写真付きで紹介していくコーナー。今回は、30分で作れる『クランベリーと紅茶のソーダブレッド』をご紹介します。
このパンは、焼きたてのカリッ、もちっとした食感、そしてストレートで素朴な味わいが魅力です。 時間がかかると思われがちなパンは、イーストを使わなければ驚くほど簡単!でも、見た目や食感はイースト発酵のパンと変わらないおいしさです。
ソーダブレッドと呼ばれるベーキングソーダを使って作るこのパンは、19世半ばにアイルランドで生まれました。通常はイーストを使ってパンを作りますが、アイルランドの小麦粉はイーストには耐えられない品種のものだそうです。そこで、イーストの代表品としてベーキングソーダを使用したこのパンが誕生しました。今回は夏らしい爽やかなパンになるようアレンジ。それでは早速、作ってみましょう!
【用意する材料】(直径12cmのもの2コ分)
強力粉 250g
ベーキングパウダー 大さじ1弱
プレーンヨーグルト 100cc
水 100~120cc
塩 ひとつまみ
砂糖 大さじ1
クランベリー 40~50g
紅茶 ティーバッグ2袋
【作り方】
1.粉とベーキングパウダーをボウルの中に入れ、泡立て器で空気を含ませるように混ぜる(粉をふる代わり。パンを作るときは、基本的に粉をふるわなくて OKです)。
2.プレーンヨーグルト100cc、水、塩、砂糖をボウルに入れ、泡立て器で混ぜる。木ベラでさっくり混ぜる。硬いようならヨーグルトを足す。
3. 生地を二等分して、ベーキングシートにのせ、形を整える。
4.粉を生地にかけ、十字に切れ込みを入れる。
5.190℃のオーブン下段で20~25分焼く。
このパンは本来、ベーキングソーダとバターミルク(乳酸飲料)を使用して作りますが、日本ではこのバターミルクは手に入りにくいので代用としてヨーグルトを使用しています。シンプルなパンなので、中に入れる材料をいろいろ工夫して、オリジナルのパンを焼いてみてくださいね。冷めたら1cmぐらいの厚さにスライスして、トーストで焼いてお召し上がりください。
Written by sweetsholic