11月21日放送フジテレビ系『SMAP×SMAP』。ゲストとして来店した人気お笑いコンビ・さまぁ~ずが持つ独特の空気感に、SMAPメンバーも終始リラックスムードで始まった、今回のビストロスマップ。そこでさまぁ~ずは、コンビの距離感について話した。
お笑いコンビやユニットは、メンバー同士仲がいい場合と適度な距離感を持って付き合っている場合そして本当に仲が悪い場合とに別れるらしいのだが、どうやらさまぁ~ずはとても仲が良さそうだ。本人たちにあまり自覚はないようだが、中居正広からしてみたら、間違いなくそうだと思うようである。
「お互い空気のような存在。いてもいなくても、何も気にしないかんじ」とコンビの距離感を語ったさまぁ~ずのふたり。その証拠に、通常コンビ同士がお酒の席に同席するということはあまりないらしいのだが、さまぁ~ずはそういう機会がわりと多いのだとか。とはいえどういう場合でも同席するというわけではないらしく、その際心掛けていることは、「さまぁ~ず率が50%までなら大丈夫」というルールらしい。
たとえば、4人の飲みの席の場合ならば、ふたりが同席してもさまぁ~ず率は50%なので、問題はない。でも3人という場合は、さまぁ~ず率が3分の2を占めてしまうため、どちらかが遠慮するという。これは結局、「誰かひとりがトイレに行った際に、ふたりきりになったら気まずい」という理由らしいのだが、話を聞いていると、単にふたりきりだと照れくさいだけのよう。
これを聞いた中居は、驚きを隠せない表情をみせた。なぜならSMAPの場合だと、「お酒の席に誘われてもその場に別のメンバーがいたとしたら絶対に遠慮する」からだ。もしかすると、これは中居の場合だけで、他のメンバー同士はプライベートでも交流があるのかもしれない。しかし中居の中では、このような付き合い方は恥ずかしくてできないという、確固たる思いがあるようなのだ。
グループによって異なる、メンバー同士の距離感。単なる友人ではなくビジネスパートナーでもあるからこそ、そのグループごとに合ったベストな関係というものが、それぞれあるのだろう。そしてさまぁ~ずの距離感は、中居の感覚にはないものだったらしい。
(文=田端あんじ)