東京ミッドタウンで開催された「東北デザインマルシェ」。東北地方+茨城県の15企業が、優れたデザイン製のある商品を展示・即売しているイベントで、3月9日(金)から3日間行われました。(展示のみのイベント「東北・茨城100のデザイン Area Aid Design Project」は、3月9日(金)〜3月25日(日)まで開催されています)
東北地方や茨城県などに大きな被害をもたらした大震災。地域でものづくりやデザインをする企業にも、甚大な影響が及びました。デザインを通じて産業の復興支援をしようと日本デザイン振興会が「Area Aid Design Project」を立ち上げたことがきっかけで、東北デザインマルシェが開催される運びに。
Area Aid Design Projectでは、東北6県+茨城県の企業を対象として、国内外問わず商品の展覧会、出展、PRなどを行っています。10月は台湾、12月は香港と海外での展覧会を行ったのだとか。
もともと東北地方は工業デザインだけでなく、広告デザインの会社も多く、メーカーだけではなくデザイナーも数多く出店しているのがポイント。デザイン性あふれる、個性的な商品であふれていました。
全体的に木を使った、あたたかみのある、やさしい商品が多い印象でした。地域の産業を大事にしたい、別の地域の人たちへ伝えたい、知ってほしいという想いが伝わってきます。
25日(日)の19:00まで、六本木の東京ミッドタウンで開催されているので、ぜひ土日に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(写真、文=池田園子)
参考:東北デザインマルシェ(商品やブランドについても掲載してあります) http://www.jidp.or.jp/event/tdmarche/index.html
▼伝統的なこけしが「サンスケ」、「サンスケコ」というキュートな木の指人形に▼
▼あしあと付きのかわいいお皿を発見▼
▼宮城の名産「ずんだ」がガラス細工のアクセサリーに。リング以外にネックレスなども▼
▼味噌も売っています。キャラクターがユニーク▼
▼なんと顔が味噌でできています。その他、みそ汁の具が使われています▼
▼キャベツにかけると美味しいんですよね。やさしい原料でできています▼
▼なんと「マイ箸」ならぬ「マイ・アイススプーン」ですと!?▼
▼素朴なアクセにもなります▼
▼くるみの木でできています。パンを切る用のまな板▼
▼1つ1つ手作業で作られている、木のマグカップ。これでお酒を飲みたい▼
▼音色がやさしいカスタネット。子どもにウケが良いそう▼
▼思い入れのある着物の帯を使って、雛セットを作ってくれます。これだと場所も取りません▼
▼子ども用の携帯電話のおもちゃ。デザインがスマホなのが現代ですなぁ▼
▼丸みを帯びた縁がかわいらしい▼
▼キラキラ招き猫。運気アップが期待できそう▼
▼オーガニックアロマソープ▼
▼マトリョーシカも日本風にアレンジ▼