ルイ・ヴィトンやシャネルなどの、名だたるラグジュアリーブランド。ブランドそのものももちろん有名ですが、そのデザインを手掛けるデザイナーたちも世界的な有名人。そんな彼らの特徴を見事に捉えているイラストを、海外サイト『humorchic.blogspot.ca』で発見しちゃいました。
このサイトは、イラストレーターaleXsandro Palomboさんの、ブラックユーモア心に溢れたブログ。紹介するのはどれも「本当に」ブラックユーモアがありすぎて、「これはヒドイ(でも笑える)」と感じてしまうイラストばかりですが、どの絵も本人そっくりなんですよね、コレが。
容姿の激似さもさることながら、注目すべきはそのディテール。たとえばシャネルのデザイナーにしてファッション界の重鎮、カール・ラガーフェルドさんのイラストは、この方のデザインの最大の特徴である「エレガントさ」や、自身の体型に対するこだわり(過去にディオール・オムの細身のスーツを着るため13ヵ月で42kg減量したという有名なエピソードがある)が見てとれます。
ルイ・ヴィトン服飾部門のデザイナー、マーク・ジェイコブスさんのイラストにいたっては、日本の「カワイイ」という感覚を老舗ブランドにすんなり取り入れてしまったその「攻め」の姿勢や、ゲイっぽさ(自身がゲイであることを公式にカミングアウトしている)が前面に出ていて、すぐに誰だかわかっちゃう。
しかもなぜか、全員白地の紙おむつ。男性だけならまだしも、女性デザイナーまでもが紙おむつ……。デザイナーさんによっては、「No!」とものすごい剣幕で怒ってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしますっ。
絶妙で、おかしくて、ちょっぴりヒドイPalombo氏のイラスト集。そのギリギリのセンスを、思う存分お楽しみくださいませ。
(文=田端あんじ)
参考元:humorchic.blogspot.ca( http://goo.gl/1fWNV )
▼シャネル/カール・ラガー・フェルドさん
▼ルイ・ヴィトン/マーク・ジェイコブスさん
▼イブ・サンローラン/イブ・サンローランさん
▼ヴァレンティノ/ヴァレンティノ・ガラヴァーニさん
▼ランバン/アルベール・エルバスさん
▼アルマーニ/ジョルジオ・アルマーニさん
▼ヴェルサーチ/ドナッテラ・ヴェルサーチさん
▼ダイアン・フォン・ステファンバーグ/ダイアン・フォン・ステファンバーグさん
▼プラダ/ミウッチャ・プラダさん