1996年に公開され、日本はもとよりヨーロッパ・アメリカなど世界各地で大ヒットした、映画『トレインスポッティング』。
イギリスの作家アーヴィン・ウェルシュ氏の同名小説が原作となっているこちらの青春映画は、主役を務めた俳優ユアン・マクレガーの名を、そして主題歌となったアンダー・ワールドによる『ボーン・スリッピー』を、世界に知らしめたことでも非常に有名です。
スコットランドを舞台にヘロイン中毒の若者たちの日常を斬新な映像や音楽と共に描き出し、当時の人々を熱狂させたこちらの映画が、なんと続編として20年ぶりに帰ってくるかもしれないんですってよーっ! これはアラサー以上のみなさまにとって確実に要注目情報ーっ!
海外サイト『The Playlist』に掲載されたインタビュー内で、『トレインスポッティング』を手掛けた張本人ダニー・ボイル監督が、ことの真相を明言しています。
ボイル監督曰く、『トレインスポッティング』の続編は以前から長期的に計画されていたことなのだとか。というのも、実は原作の小説にはその続編として『トレインスポッティング ポルノ』という作品が存在しており、こちらを当時のキャストそのままに撮影することを予定している、とのこと。
『トレインスポッティング ポルノ』は、『トレインスポッティング』の20年後が舞台。というわけで映画もそのまま20年後、つまり2016年に公開するべく、すでに脚本だけは執筆に取り掛かっているのだとか。
ちなみに新作の脚本は、前作に引き続きジョン・ホッジ氏が担当。中年期にさしかかったキャストたちの姿をリアルに描いた作品になるそうで、まさに映画と同じ時を過ごしてきた方々にとってはたまらない内容になりそうな予感プンプンですっ。
「脚本が仕上がりさえすればキャストを集めるのはそう難しくないことだし、もし映画化が実現されるならば、そのときは前作のファンの期待を決して裏切らないものを作りたい」、とボイル監督。
この発言から察するに、どうやら映画化されることが確実になったわけではないよう。ですが、監督自身が明言したということがかなり胸アツ! これは、もしかしてもしかすると、期待しちゃっていいんじゃあないでしょうか。期待は高まるばかりです、ハイ。
(文=田端あんじ)
参考元:The Playlist
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