10年前、記者が千葉で地味な高校時代を過ごしていたころ、渋谷にはルーズソックスを華麗に履きこなすギャルや、目周りをマジックで塗りつぶすギャルが溢れ、時代はまさに「ギャル全盛期」でした。そして時は流れ、ギャル人口はみるみる内に激減。一時は絶滅のおそれさえありました。
しかし今、少しずつではありますが「ギャル」という存在がまた注目され始めていることをご存知でしょうか。その注目ぶりといったら、フランスのテレビ局が密着取材に来るほど。かつての絶滅危惧時代を思えば、ギャルの生命力たるものや。こうして復活を遂げたギャルの生態は記者にとって非常に気になるものでした。
・ギャルを知りたければギャルになれ!
そして、ついに先日! 渋谷を拠点に活動する強め黒肌ギャルユニット『Black Diamond』さんとタッグを組み、記者(私)がギャルメイク’14にチャレンジすることに! 当日来てくれた子たちの中には、16歳の少女ギャルや、ギャルになりたくて昨年アメリカからやって来たという強者も。
・日本のファンデーションには用がないらしい
かつてギャルと日サロは蜜月関係にありましたが、最近は体は焼いても顔は焼かないのが主流だとか。その代わり、アメリカ製の黒人さん用ファンデーションを使うそうです。これを塗ってもらった結果、記者は色黒と化しました。
・アイテープを貼られた目が痛いけどオシャレ=我慢よね
アイテープとは、細いセロテープをまぶたに貼って二重を作るもの。しかしこのアイテープ、記者の眼球を容赦なく圧迫して違和感MAXだったのですが、ここはギャルの「慣れっすよぉー!」を信じることに。目が猛スピードで充血していくのもきっと気のせいよね。
・ギャルメイクには盛りヘアが鉄則! でないと残念なことになる
記者が使用したのはパツキンストレートのヅラ。これをただ被っただけなので、後ろ姿は「スタイルの悪いパツキンねーちゃん」、振り返ると「謎のメスゴリラ系クリーチャー」という、どちらにせよ残念な結果に。こら、後ろから声かけといてがっかりするんじゃない。
・ギャルはぬいぐるみを頭に刺すんだぞ
ギャルは髪を盛るだけでは飽きたらず、さらに花やぬいぐるみまで頭にぶっ刺しとにかく頭を強調させます。これを受け、その日持っていた手錠(私物)を頭から垂らしてみたところまぁまぁそれらしい感じに。ついでに、おもちゃの銃(私物)を持ってみたところ、救いようのないカオスに陥りました。
・つまりまとめるとだな、こういう進化を遂げたわけだ
すっぴん→色黒→タイ人ニューハーフ→メスゴリラ→【悲報】謎のクリーチャー誕生
取材協力:Black Diamond
執筆=井上こん/ 撮影=める (c) Pouch
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▼洗いっさらしの顔面! さぁ煮るなり焼くなりしてくれ!
▼ぎゃぁぁぁぁぁ! なんだこの新種のクリーチャーはぁぁぁ!
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▼はい、はじめからおさらいするよ
▼完成〜!!!
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