みなさんは、『Phototrails(フォトトレイルズ)』をご存知でしょうか。
もしご存知ないのなら、ぜひこの機会に知っていただきたい! アナタがInstagramユーザーならばなおのこと、ね。
『Phototrails』は、写真共有サイトInstagramに投稿された画像をデータ化し視覚化する、カリフォルニア工科大学とニューヨーク市立大学らによる共同プロジェクト。
ぐるりと円状に配置された、カラフルかつ細々とした色の洪水に一瞬目が回りそうになりますが、見れば見るほどものすっごく興味深いんですよ、コレが。
角度が時間を、長さが画像の量、そして色相を表しているという『Phototrails』。
東京をはじめ、ニューヨークにサンフランシスコ、バンコクなど、各都市の性質が如実に現れている図は必見。パッと見ただけで、色の分布や画像がアップされた時間帯がわかるので、もう見ているだけで楽しいの。
さらに各都市の図をズームアップしていけば、画像の内容をも見ることができるので、これまた愉快。たとえば東京は、他の都市と比べてとにかく食べ物の写真をアップしている人が多いのが印象的です。きっとコレもまた、東京の一面、東京の色、なのでしょうね。
これから先、世界中の都市バージョンが表示されるようになったらなら、ビジネスシーンでも非常に役立つであろう、『Phototrails』。今後の展開が非常に楽しみなプロジェクトですね。
参考元:Phototrails
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼時間によって色の分布も微妙に変わるのね……
▼ちなみにこちらは、2012年2月18日から25日までの期間、東京でアップされた画像53498枚を時間ごとに並べたモンタージュサンプルなのだとか
▼こちらは「時間軸」「色相」によって編成された、イスラエル・テルアビブのデータです☆