2011年9月1日に森永乳業より発売された、ギリシャの伝統 “水切り製法” を採用した「濃密ギリシャヨーグルト PARTHENO(パルテノ)」。
クリーミーで濃厚な味わいが衝撃的で、発売当初からさまざまなニュースサイトで取り上げられ、今でも根強い人気を誇っているようです。筆者も大好きで、よく食べます。しかし、いかんせん値段が高い。110グラムで168円……。「毎日買っていたら結構な額になるよなぁ」などと考えながらパルテノをモグモグしていたところ、わたくし気付いてしまいました。
「水切り製法って、要は水切りヨーグルトなのでは?」
ということで、パルテノ大好きな筆者がパルテノを自作してみました!
■用意するもの
・プレーンヨーグルト(今回は450g)
・ザル
・目の細かい布
■作り方
1.プレーンヨーグルトのフタを開けて、フィルムをすべてはがします。
2.ザルの上に布を敷きます。
3.2の上にヨーグルトを全部出し、空いたヨーグルトの容器の上にザルを置きます。
これだけです。このまま3時間くらい放置しておけばいいのですが、筆者、急きょ仕事で2日間ほど家を留守にすることに。
2日後、ヨーグルトを見てみると……
量が3分の1くらいになっている…!
スプーンに乗せ、逆さにしても落ちません。
パルテノさんも「スプーンを逆さにしても落ちない(それくらい濃厚)」が売りのようでしたので、試してみたところ、
落ちた! しかもパソコンの上に!!※
※この後、スタッフ(筆者)が美味しく頂きました
気を撮りなおして、まずは本家本元の「パルテノ」さんから実食。
濃厚でクリーミー。美味しいです。
次に、自作した「パルテノ(もどき)」を実食。
濃厚で美味しいんだけど2日間も放置したせいか滑らかさとクリーミーさが足りない。
「あーあ。なんかもういいや。やる気失せた。こいつらまとめて冷蔵庫にぶち込んでおこう」
そう思い冷蔵庫の扉を開けたところ、なんと!
使いかけの生クリームを発見! これだ! こいつを「パルテノ(もどき)」に混ぜれば滑らかさとクリーミーさを補うことができるはずだ!!
ということで、「パルテノ(もどき)」に生クリームを適当に加えて混ぜ、実食!
「パルテノ」です。ほぼ「パルテノ」です。
本家「パルテノ」さんは168円。今回使用したプレーンヨーグルトの値段は128円。生クリームは家にたまたまあっただけですしヨーグルトを2日間も放置しなければ恐らく生クリームは必要ありません。しかも、できあがった「パルテノ(もどき)」、本家「パルテノ」さんの容器に移し替えたところ、本家「パルテノ」の2個分の量に相当することが判明!
ということで! 安くてしかも簡単に「パルテノ(のようなもの)」ができるこの方法! ぜひお試しください!!
後日談。これ、夜中に作ったのですが、どうやら生クリームが少々傷んでいたらしく、現在、筆者、たいへんグロッキーな状態になっています。衛生管理にだけは気を付けましょう……。
料理・撮影・執筆=シマヅ (c) Pouch