昨年12月6日に歌舞伎関連商品販売会社「一心堂本舗」より発売された「歌舞伎フェイスパック」。なんと、歌舞伎役者の市川染五郎氏が監修し、「隈取（くまどり）」という歌舞伎ならではのメイクが印刷されているんです。
絵柄の入ったフェイスパックは世界で初めてらしいですが、それ以前に「歌舞伎メイク」のあまりのインパクトに売り切れ続出。一心堂本舗の公式サイトで今月14日に再販されるも、やっぱり数日で売り切れました。
これはなんとしてもゲットしてやる！ 毎日パソコンの前に張り付いて、再版される瞬間を今か今かと待っていた筆者は見事購入に成功しました。
ということで、超大人気の「歌舞伎フェイスパック」を試してみましたよ！
パッケージは厚紙でできており、隈取メイクのイラストとオシャレなフォントで「KABUKI FACE PACK 歌舞伎フェイスパック」とだけ印刷された、とてもシンプルなもの。
パッケージを開けてみると、赤と青の2種類のフェイスパックが入っていました。正直どちらを使うか迷います。さらにシンプルだと思っていたパッケージの裏には、歌舞伎や隈取についての説明が、カラーの写真とともにビッシリと紹介されているのでした。あとでゆっくりと読んで歌舞伎界の仲間入りを果たそう。
【いざ、装着!! 】
ではさっそく、使用方法を参考にして、フェイスパックを着けてみましょう!!
1. メイクを落とし洗顔したあと、化粧水で肌を整えます
記事のためとはいえ、いったいなぜ、「化粧後→ 化粧前」の逆ビフォー・アフターで全世界にスッピンをさらさねばならぬのでしょう。もうお嫁に行けません。これでパックがたいしたことなかったら歯に衣着せずボロクソに書いてやろうと思います。
2. まずは「暫（しばらく）」のシートに挑戦
マスクシートを取り出して広げます。「暫（しばらく）」は、人々を悪人から救い出すヒーローの役柄のメイクだそうです。
取り出した直後のマスクシート……美容液に浸されているせいか、持つと重力に負けて手の平に乗りきらない部分が垂れさがり、すごく弱いヒーロー風 “メイク” に。
3. 隈取が印刷されていない白い面を目・口の位置に合わせて顔全体に密着させます。
おお！ なんか歌舞伎役者になった気分がします!!
4. 歌舞伎役者になりきりましょう。
ポーズとったり歌舞伎っぽい表情したり色々してみましたが……
飽きました。
5. 次は「船弁慶（ふなべんけい）」のシートに挑戦
平知盛の霊の隈取で、平家一門の恨みを晴らそうと、源義経と弁慶が乗る船に襲いかかる怨霊の役柄だそうです。
怨霊のマネをしたりポーズとったり色々してみましたが……
飽きました。
6. そのまま15分～20分ほどおいてからマスクを外します。
こちらの商品、いちどに2枚使う必要はないのですが、今回は2枚使った後に20分ほど放置。
「ヒマだなぁ」と思い、ベランダに出てボーっとしていたら、向かいの家の住人と目が合い、すごい勢いでカーテンを閉められました。
恥ずかしいいいいいい!!!! もーーーーーくっそーーーーー!!!!! 最初の方にも書きましたが、これでたいしたことなかったら本当にコキおろすからな!!!! 苦情なんか怖くないんだからな!!!!!!
怒りにまかせてマスクを外したところ……
お肌つるっつるやーーーーーーーー!!!!!!! しっとりしつつハリもある!!!! これはすごい!!!! アイデア勝負のイロモノ商品かと思っていましたが、本格的な美容パックです!!!!!
【結論 = 見た目も気分も歌舞伎役者になれる魔法のフェイスパックだった！】
歌舞伎にも少し詳しくなれますし、キレイな肌まで手に入れられる素晴らしいこの商品！ 1個につき2包入りで880円と値段もお手頃！ 買って損はないですよ！
なお、3月24日現在も売り切れ状態なのですが、3月25日のお昼12時から一心堂本舗さんのホームページで通販を再開されるとのこと！ またすぐに売り切れてしまう可能性もあるので、注文の方はお早めにー！
参考元：一心堂本舗 歌舞伎フェイスパック
撮影・執筆=シマヅ (c) Pouch