今月20日、商業施設の「コレド室町2」「コレド室町3」が日本橋に開業しました。
「コレド室町2」は映画館のほか深夜営業の飲食店を多数擁し、これまでの日本橋のイメージを一変させました。地下1階の食物販エリアでは、すきやきの老舗「人形町今半」の惣菜や「レッカービッセン」の手作りハムなど、全国津々浦々の逸品が購入可能。
今回はその地下1階エリアにあるウニ料理惣菜専門店「リッチョマニア・マーケット」に注目。同店では現在開催中の桜フェスティバル(4月6日まで)の間、「桜カレー」(1143円+税)なる限定メニューが食べられるのだとか!
店名にもなっている「リッチョ」とはイタリア語で「ウニ」の意。
ウニの総合商社として60年の歴史を持つ「あまごころ本舗株式会社」による「リッチョマニア・マーケット」では、ウニを使った出汁やパスタソースなどの購入のほか、同じくウニをメインにしたパスタや麻婆豆腐など料理のテイクアウトも可能。また、4席と少なめですがイートインもできるので、出来立てをその場でいただくこともできます。
同店で提供されるのは、「アルポルト」の片岡シェフや「赤坂離宮」の譚(たん)シェフなど有名シェフ5人が考案したウニ料理の数々。どれも垂涎モノです!
さて、そんなウニ料理惣菜の店が出す「桜カレー」とは一体?
■色が変わる!? 技ありカレー
色は淡黄(たんこう)というのでしょうかね。一見さらっとしたクリームシチューのように見えます。そこに、芽キャベツと菜の花といった爽やかな彩りが添えられます。さらに、トッピングと言うには過ぎるほど盛られた蜜柑色のウニを見ると、さらに食欲がそそられます。
これだけでも春らしさ満点ですが、食べ進めるうちに赤カブのソースが顔を出し徐々に桜色のカレーへと変化していくので、視覚的な面でも楽しめます。うーん、技あり!
■控えめなスパイス、そして天然の塩気
一般的なカレーよりもスパイスが控えめな印象なので、より多くの人が楽しめるかと思います。このマイルドなカレーにウニのコクが加わることで、味わいの層が広がり思わず「ゥンマ!」です。
また、ウニから染みだした海の幸独特の塩気が割としっかりしているので、ご飯がよく進みます!
「ウニィィィィウニウニィィィ!」
桜カレーは4月6日までの期間限定メニューです。ぜひお試しあれ!
「リッチョマニア・マーケット」
住所 東京都中央区日本橋室町2-3-1コレド室町2 B1F
電話 03-3277-6324
時間 10:00~21:00
取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch
▲あ、桜色の赤カブソースが出て来た
▲惜しげもなくウニを使えるのは母体会社の特権ゆえ
▲1番人気の「ウニ・トマトクリームのパスタ」の見本。実際は出来立てを持ち帰り可能
▲ウニの麻婆豆腐!? ほかにも、ウニ入り肉まんなど気になるメニューがたくさん
▲日本橋の桜たちがみなさんをお待ちしていますよ