お酒が好きな方にとって、仕事の後の1杯はまさに、至福。
ですが海外サイト『London Evening Standard』によると、近頃イギリス・ロンドンに、お酒が飲めない方も楽しむことができるバーが、続々誕生しているというのです。
ノンアルコールカクテルは往々にして、「Mocktail(モクテル)」と呼ばれます。これは「mock(まがいもの・偽の)」と「cocktail(カクテル)」を合わせた造語であり、今や広く市民権を得ているドリンク。
本日みなさまにご紹介するのは、そんな「モクテル」を楽しむことができるロンドンのバー7軒と、各店舗がおススメする「モクテル」メニュー7つ。酒好きでもぜひトライしてみたくなるそのラインナップを、それでは早速ご紹介することにいたしましょう!
1 ココティーニ/『Redemption』ポートベロー
ポートベローにあるバー『Redemption』は、ロンドン初のノンアルコールバーと言われている場所。同店が誇る人気メニュー「ココティーニ」は、氷とココナッツウォーター、ライムとシロップを合わせシェイク、その後マティーニさながらにサーブしたお洒落なドリンクです。
2 サンダンス/『Connaught』メイフェア
今年、世界のベストバー第4位に選ばれたという同店は、高級感あふれるシックなバー。なのでもちろん、普通のお酒も楽しめます。名店おススメのモクテルは、オレンジジュースとバニラシュガー、ピーチジュース。そこへソーダ水とグレナデンシロップを加えた逸品、サンダンス。
3 キャラバン・クランベリー・アップルティー/『Caravan』キングスクロス
ワインに合わせたくなるようなフードメニューが並ぶ同店ですが、モクテルもなかなかどうして、負けてはいません。キャラバン・クランベリー・アップルティーは、クランベリージュースにアールグレイ、レモンジュース。そこへたっぷりの氷とほんの少しのシロップを加えた、爽やかメニュー。紅茶の国の紅茶のカクテル、ぜひ飲んでみたいものです。
4 ロスト・ヴァレンティーノ/『Mark’s Bar』ソーホー
酒飲みも、全く飲めない「下戸」も、双方とことん楽しめるという同店のおススメモクテルは、ロスト・ヴァレンティーノ。冷たい緑茶とつぶしたミントをレモンシャーベットと共にシェイク、最後にオレンジとナツメグで仕上げた、エキゾチックな1品。
5 ヴァージン・チャイジート/『Dishoom』ショアディッチ
インド料理が楽しめるカフェだという同店の一押しは、ヴァージン・チャイジートという名のモクテル。手でよく揉んだミントとコリアンダーの葉、オリジナルのチャイシロップとフレッシュライム、ソーダ水を合わせた、同店ならではのチャイフレーバー・モクテルです。
6 アップル&ミントスウィズル/『Hawksmoor』ロンドン各所*チェーン店
「ステーキハウス&カクテルバー」と銘打った同店のモクテルは、アップル&ミントスウィズル、という名前からして爽やかそうな1品。しかし残念ながらレシピの記載はありませんでした。ちなみにお酒で作るカクテル「アップルスウィズル」のレシピは、氷の入ったグラスにリンゴのブランデー・ダークラム・ライムジュース・シロップを入れ、アップルサイダーでアップする、というもの。お味はここから推測するしかなさそうです。
7 ピメントラーダ/『Ceviche』ソーホー
ペルー料理が楽しめる同店のモクテルは、その名もピメントラーダ。赤唐辛子にバナナ、ココナッツクリームにパイナップルジュース。その他ライチ・ザクロ・エキナセア(ハーブの一種)・ラズベリーアイスティーを合わせシェイクしたカクテルなのだそうですが……正直、味の想像が全くつきません!
いかがでしたか? モクテル、なかなか侮れないでしょう? 現地を訪れた際にはぜひぜひ、トライしてみてくださいね~。
参考元:London Evening Standard
執筆=田端あんじ (c)Pouch