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【表参道GYRE】16日に登場したNYカップケーキの名店「マグノリアベーカリー」に行ってみた&本音試食レポをお届け!

2014年6月17日

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以前当サイトでご紹介した、米NYカップケーキの名店「マグノリアベーカリー」が、とうとう6月16日、日本初上陸いたしました。

海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー(以下SATC)」に登場し人気に火が付いた同店、こりゃドラマファンなら行くっきゃないでしょ! というわけで熱狂的なSATCファンの記者、早速オープン初日、同店のある表参道「GYRE(ジャイル)」地下1階に駆けつけちゃいましたよぉ!

とはいえ記者が現地に到着したのは、午後18時45分(遅い)。予想はしていたものの、お店の前には若い男女を中心とした長蛇の列が。うへえ、でもまあ、午後14時のツイッター情報では「6時間待ち(!)」って聞いていたから、これくらいは想定内っちゃ想定内か。


ちなみに「GYRE」のクローズ時間は20時、ギリギリすべり込みセーフだわね……と、思いきや! なんと店員のおねえさんから驚くべき発言が。

「もう受付は締め切っていますが、商品はあるのでお売りできるかどうかは現在様子見です。ただしビルの営業時間上、20時を過ぎてしまうと購入をお断りする場合があるのでご了承いただける方のみ、並んでください」

なぁにぃ~!! しかも「店内に入ってから購入まで約1時間かかる」たぁ、どういうことよぉ~!? まあいいわ、待つわ、待つわよ。

そうして待つこと30分、なんと記者までで入場一旦締め切り、店内へ入れることに! よかった……今日の運、ぜんぶここで使い切った……。


いざ、意気揚々と店内へ。NYから来たというスタッフのおじちゃんをカメラに収めたり、店内で売られている可愛らしいエプロンを見たり、カップケーキを慌ただしく作るスタッフの手さばきに見とれたりしていたら、あっという間に記者の順番がやってまいりました。


このとき19時50分、おお、到着して1時間でここまで来れた! 奇跡!

さて、同店の看板商品カップケーキは、大きく分けて2種類。まず1種めは、「クラシックス(430円)」、濃厚なバターをたっぷり使用した定番「バニラ」とダークチョコレートフレーバーのケーキ「チョコレート」をベースにしたケーキすべてを、こう呼びます。クリームの色やデザインは様々ありますが、ベースはみんなおんなじみたい。

閉店間近とはいえ、まだまだ豊富に揃ったメニューの中から記者が選んだのは、「SATC」主人公キャリーがドラマの中で頬張っていたお花のついたピンクのケーキ、その名も「キャリーケーキ」。ちなみにこちらは、「クラシックス」のバニラ。


そのほかグリーンがキュートな「クラシックス」バニラをもう1種と、やはり「クラシックス」のチョコレート。



気になるお味はというと…..あっまーーーーーい!!! バニラもチョコレートもとにもかくにも「ザッツ・アメリカン」な印象、両方ともバターもしっかり効いていて、胃にガツンとくるーーーーー!!!

ただしチョコレートはケーキの部分がビターなので、どちらかといえば甘さはソフトですが、それはあくまで「バニラと比べれば」ソフトというだけのこと。もうね、1個で十分。ハッキリ言ってそんな甘さです、ハイ。

お待たせしました、気になるもう1種は、「スぺシャリティー(480円)」。「クラシックス」にプラスアルファが加わったカップケーキはすべてこのカテゴリのようで、プラス50円分、豪華な感じ。ココナッツやピスタチオ、キャラメルやクリームチーズといった具合に、トッピングのバリエーションは「クラシックス」と比べて多様性に富んでいます。

この中から記者が選んだのは、濃厚チョコレートケーキと雪山のようなメレンゲ&ケーキクランブルの取り合わせが美しい「ホワイトアウト」。さらにはクリームチーズのアイシングに人参&ココナッツ&レーズン入りのスポンジ、てっぺんにクルミがトッピングされたカップケーキ「キャロット」、これでカップケーキは以上、全部で5点のお買い上げでした。

5種のカップケーキの中で記者的同率ナンバーワンだったのが、この2種類。まず「ホワイトアウト」は、チョコレートケーキがとにかく濃厚で高級感たっぷり、さらに苦みがしっかり効いているため、メレンゲとのバランスが絶妙だったの。これなら酒飲み舌の記者でも、あっという間にぺろりとイケちゃうかんじ!


続いて「キャロット」は、ケーキの中に含まれた細切りニンジンやココナッツ、パイナップルなどの食感がユニークかつヘルシー。甘すぎないクリームチーズとの相性もバッチリで、トッピングのクルミも、イイ味出してました。とにかくクリームチーズが美味しくって、次はぜひ、同店もうひとつの名物「チーズケーキ」を試してみようと思ったほどでしたよ。


さらにさらに、「マグノリアべーカリーと言えばコレ!」という1品、名物「バナナプディング」の大小2種類から、小さいほう10オンス(680円)をも、追加でお買い上げした記者。


フレッシュバナナにバニラウエハース、クリーミーなバニラプディングのドッキングは、さすがNY店1番人気というだけのことはある、というほどにスペシャル感満載。甘さ、そして量ともにパンチが効いていて、お腹がすいているときはすんごくイイんじゃないかしら。逆に言えば、お腹がすいていないと立ち向かえない。それくらいにボリューミーなので、食べるときはそれなりの覚悟(?)が必要かもしれません、ハイ。


とまあこんな具合に、今回試食した「マグノリアベーカリー」の商品は、全体的に甘さ爆発&ボリュームたっぷり。見た目がどれも甲乙つけがたいほど可愛くてぜーんぶ食べたくなっちゃうけれど、1個で十分お腹いっぱい! そんな印象でした。

オープンしたてということもあり、スムーズに購入できるようになるまでには、おそらく相当時間がかかるでしょう。でもきっと、お土産にしたら喜ばれること間違いナシ。それに店内にはイートインスペースもあるので、キャリーさながら、すぐさまぱくり、な~んてこともできちゃいますよぉ。

しばらくは「並ぶの覚悟で」が大前提ですが、表参道に足を運んだ際にはぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

参考元:Magnolia Bakery 表参道&青山インフォメーション
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼店頭には可愛らしいバルーンが♪

▼お花マークがいっぱいに散りばめられた床に鏡、黒板など、内装もいちいち可愛い!



▼ご紹介したカップケーキやバナナプディングのほかにも……


▼文中でも触れたチーズケーキや

▼パイにクッキーにケーキ、ブラウニーにバーなどなど、美味しそうなスイーツがたっくさんあるよ☆




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