米国の観光旅行雑誌「Travel +Leisure」が1995年から毎年行っている読者ランキング「ワールドベストアワード」で、京都市が見事2014年「ワールドベストシティ」部門のランキング1位を獲得しました!
世界の富裕層を中心に強い影響力を持つと言われる「Travel +Leisure」でのこの快挙は、京都市のみならず、日本に住む私たちにとっても、非常に誇らしい出来事です。
昨年の5位から1年間で順位を1位まで押し上げられた背景には、京都市の観光や文化に取り組む真摯な姿勢がありました。「引き続き、観光都市としての質の向上を図り,世界における「KYOTO」ブランドの確立を目指します。」との京都市のアナウンスも、日本を代表する文化と歴史を持つ京都市の力強さを感じます。
ワールドベストシティ上位10都市は以下の通り。
2014年
<ワールドベストシティ 上位10都市>
1位 京都(日本)90.21点
2位 チャールストン(アメリカ) 90.18点
3位 フィレンツェ(イタリア)89.99点
4位 シェムリアップ(カンボジア)89.82点
5位 ローマ(イタリア) 89.61点
6位 イスタンブール(トルコ)89.58点
7位 セビリア(スペイン)89.28点
8位 バルセロナ(スペイン) 89.18点
9位 メキシコシティ(メキシコ) 89.07点
10位 ニューオーリンズ(アメリカ)88.74点
京都市と僅差で2位となったのは、「聖なる市」との異名を持つ米国サウスカロライナ州のチャールストン。京都市と同じく文化や景観を大切にする歴史ある都市です。
続いて、アジア地区限定の上位10都市はこちら。
<アジア地区 上位10都市>
1位 京都(日本)90.21点
2位 シェムリアップ(カンボジア)89.82点
3位 バンコク(タイ)88.32点
4位 東京(日本)85.35点
5位 香港(中国)84.89点
6位 上海(中国)83.56点
7位 ハノイ(ベトナム) 82.77点
8位 西安(中国)82.48点
9位 北京(中国)81.61点
10位 シンガポール81.29点
アジア地区で2位となったのは、カンボジアのシェムリアップ。東京は、アジア地区では4位、世界ランキングでは惜しくも圏外という結果でした。
外国人だけではなく、日本人にも大人気の観光都市、京都。何度訪れても奥深い魅力と新鮮な感動を与えてくれる、日本の心ですよね。今年の夏は、久々に京都に行ってみようかな。
参照元=京都市産業観光局(@Press News)、TRAVEL+LEISURE
執筆=中野麦子/ 画像=夢野うさぎ (c)Pouch