空が夕焼け色に染まる頃、アトランタ空港に停泊中の飛行機の翼では、1組のカップルがとてもロマンチックなディナーを楽しんでいました。ふたりの名前はマークとクリスティン。
本日ご紹介するのは、停泊中の飛行機の翼で結婚式記念日のディナーを楽しむ素敵なカップルのストーリー。ロマンチックすぎて、泣けてきます。
マーク・マルコフは、「NYのマンハッタンにある171件のスターバックスを24時間で全て巡る」という企画で一躍有名になったニューヨーク在住のコメディアン。その後の「ニュージャージー州のIKEAで1週間生活をする」という企画も大当たりし、今回はエアトラン航空の協力のもと、「30日間飛行機で生活して飛行機恐怖症を克服する」という前代未聞の企画に挑戦している最中でした。
昼間はお客さんとフライト。
夜はひとりで機内で就寝。
赤ちゃん用のウェットティッシュで体を拭いて、トイレで洗髪。
運動不足解消のために通路をランニング。
ストイック(?)な毎日を過ごして見事ギネス記録もゲットしたマーク。
すべてが順調そうに見えた企画でしたが、ひとつだけ、マークを悩ませていることがありました。
それは、結婚記念日。愛妻クリスティンとの結婚記念日がちょうどこの30日間にはまっていて、「このままではクリスティンと記念日をお祝いできない!!」という、なんともラブラブなジレンマに陥っていたマークを救ったのは、「飛行機の翼で彼女とディナーを」というエアトラン航空の友人たちのロマンチックすぎるアイディア。もう、なんて素敵な友人たちなのかしら!!!!
結婚記念日ディナーの企画は、お友達の協力を得て着々と進み、いよいよ当日。
グリーンのシートを敷いた翼の上はお花とキャンドルでコーディネート。
シャンパンで乾杯し、ケータリングで運ばれる豪華な食事を堪能するふたり。
幸せな時は、夜が更けるまで続くのでした……
Youtubeに寄せられたコメントには、「うらやましい!」、「ステキすぎ!」等の声とともに、「飛行機の翼でディナーって、流行るんじゃない?」なんていう意見も。もう飛ばなくなった飛行機を改造して、空港の端っこでこんなサービスをやってくれたりしたら、予約殺到しちゃうかも!?
ちなみにマークの挑戦、直近のものでは「アップルストアはどこまで客の意見を許容してくれるのか!?」というものがあり、マークは見事ヤギをアップルストア店内に入店させることに成功しているのだとか。
精力的に仕事をこなしながらも奥さんを大切に思う気持ちは忘れない。いやはや、旦那さんの鏡です、マーク・マルコフさん。これからもご活躍、期待していますよ!!
参照元=Youtube、apartment therapy
執筆=中野麦子(c)Pouch